盛岡市でんき工房 電気屋と介護のブログ

盛岡市本町通で「街のでんきやさん」を営んで23年。現在、妻が奮闘中!

アパートのアンテナ工事

2016年01月22日 | アンテナ工事
全国的に寒いですが、
盛岡の今日は 降雪はおさまり 晴れ間が出て 
屋根の上が乾いているようなので アンテナ工事をしてきました。

アパートのアンテナなのですが、入居者さんによると
「夏はなんとか 全局映るが、冬は1局しか映らないことも多い」のだそう。

屋根の上のアンテナから アパートの中をケーブルが通って
共用部の階段部分のボックス内で ブースターと分配器に接続されています。
そこで計ると68の数値。
なので 今回の措置は 別に新規のアンテナを立て露出でケーブルを引き直します。

アパートの中を通っているケーブルの劣化も考えられるので それは使用しないことにして、
新しいアンテナから 新しいケーブルを・・・。それだけで数値は98まで回復しました。

入居者さんからも「うん、今映っているよ~」と頂けたので
しばらく様子を見ることにして、晴れの日・雨の日・雪の日に支障がなければ これで良し!です。

工事をしているうちに雲行きが怪しくなってきました、急げ~!



共用部である階段の壁についていたボックス。
中に ブースター・ブースター電源・電源用コンセント・分配器がすっぽり収まっております。




全自動洗濯機NA-FS50H6の修理

2016年01月18日 | 電化製品 修理
本日、盛岡もまとまった雪です。
朝はサラサラの粉雪、夕方から雨になり、今道路はべちゃべちゃです。
ドライバーの皆さん、歩行者さんの横は 徐行運転でお願いします。

さて 今日は全自動洗濯機NA-FS50H6の修理です。
症状は「布片よりのエラーが出る」です。

洗濯機の衣類片寄りと言えば・・・
本当に片寄っていてエラーになる事もありますが、まれです。
多くは ウインドブレーカーやヤッケみたいな 水を通しにくい衣類を洗って、
脱水時に バタバタ大きな音がする、見るとポケット部分に水たまりが。
または 昔私がやったことがある、洗い物をわさーっとまとめて入れて
エラーが途中で出て、見たら紙おむつが入っていて「オーマイガ-ッ!」状態だったとか。

でも今日のは通常の使い方で 不運にも機体の軸が不調になったものでした。
ご年配の女性で一人暮らし、そんなに洗濯物は多くなく、毎日でもないので
この機種を選んだのが 2013年でした。

今回はお客さま宅からお預かりして 店内で修理しました。
大概、洗濯機って ちょっと寒くて薄暗くて狭い所にあります。
今回は洗濯機を横倒しするので、スペースが必要です。

まずは上から外していきます。本体枠も外します。



パルセータ・洗濯槽も取り出します。


横倒しします。



底から軸部のカバーを外し、モーターと繋がっているベルトを外します。





軸受け部分を交換します。







外した手順と逆に 組み立てていきます。





必要な工具=パナソニック洗濯機修理専用ノッカー
洗濯槽を外すときに 必要ですが、一般では手に入りにくいらしい。



在った方がいい工具=ボックスレンチ 
狭い所に六角があったので、普通のレンチでは作業しにくい。ホームセンターで入手。

寒冷地仕様ではないエアコンだと・・・

2016年01月16日 | 電化製品 よもやま話
この冬は 雪が少なく暖冬ですが、「本州で一番寒い市」といわれる盛岡、
しばしば「日中の最高気温がマイナス」になります。

この頃 パナソニック・ダイキン・日立・三菱が「寒冷地用エアコン」をCMしています。

肌寒い程度の寒さなら、普通のエアコンでも なんとか しのげます。
でも外気がマイナスになってしまうと エアコン作動中に 室外機が凍ります。
室外機が凍るって どういう事でしょう?

室外機の周囲に霜がつき始め、その厚みが増し、
それでも室内機を作動し続けると 氷に覆われます。
室内機はいつまでたっても 温風は出しません。

今日 ちょうど室外機が凍り始めているエアコンを見つけたので
写真をとらせて頂きました。

盛岡市内で 12~3月に暖房用としてエアコンを使うなら
やはり「寒冷地仕様」でないと ダメなんです。
寒冷地仕様は 簡単にいうと マイナスの外気の中でも 自分で自分の機体を暖めます。
凍らない仕組みに出来ていて、本当に「今朝は寒いね~」という日も温風が出ます。

価格は普通のインバーターエアコンの2~3倍しますが、
本当に寒い朝に使える、凍る心配のない、安全なエアコンです。

画像1 正面から見ると普通に作動している室外機



画像2 側面から見ると 白く凍り始めているのがわかります。
    この後まもなく 停止させていました。


衣類乾燥機のドア裏蓋にヒビが・・・

2016年01月07日 | 電化製品 修理
昨年末に行った、日立の衣類乾燥機DE-N45FXのドア裏蓋の交換です。

縦型全自動洗濯機の上なんかに設置して、
洗濯した衣類をグルングルンまわして乾燥させる、今でも販売されていますが
ちょっと懐かしい感じの 電化製品です。

お客さまが 日常的に使用しているうちに ヒビが入ってしまいました。
ヒビと言っても裏蓋は金属製なので、
正確に言うと「コーティングが膨張して そこにヒビが入った」・・・です。

お客さまは あまり気にせず使っていたのですが、段々大きくなってきた事と
いつか衣類に引っかかるのではないか?という不安が強くなってきたので
「交換修理して欲しい」と、当店にお電話頂きました。

メーカーさんに問い合わせたら まだ充分 部品は供給されているとのこと。
部品名は「ドアうらぶた」・・・・まんまです。

本体からドアを外して、ドアの裏側から順番に外していけば 交換できます。
交換後本体に取り付けて テスト作動して 完了。
音は静かか、揺れは無いか、回転物は そんなところも点検します。


突然のブログ開始なので、画像が1枚しかありません。
ちょっとわかりにくいですが・・・。

でんき工房は こんな修理もしているお店です。