賃貸物件のオーナー様から直接お電話をいただきました。
「入居の学生さんが、部屋の台所部分は照明が点くが、居室が点かなくて困っている」
この物件、きれいなんですが築年数は結構経っていて、
夫が別室 何件かブレーカー工事にうかがっている物件です。
(あぁ、私ブレーカーは いじった事無いからなぁ・・・)と思いましたが、
「困っている現場には取りあえず行ってみて、現状を見て、応急処置を考える。
その場で解決できなくても 解決の道筋を示す。それだけでもするんだ!」と、夫がよく言ってました。
とりあえず現場に行きます。
学生さんが、「台所はOKなので、パソコンをシンクに持ってきて勉強しようかな?」と。
「でも 観賞魚の水槽の酸素が循環しなくなるのだけは困るな~、と思ってました」
・・・・それは確かに 大変です!
壁スイッチとコンセントを確認したら、やはりブレーカーが原因です。
平成生まれの方は見たことないでしょう、この右の物体。
リングに指引っ掛けて下ろすと、
爪形ヒューズが付いてますよ。これも「何これ?」でしょうね。
ちなみに当店では冬によく売れるので、10~30A爪形ヒューズ常備しています。
片方切れていたので、15Aのヒューズを交換しました。(画像は交換し終わったところです)
これくらいなら私も出来ます。そして部屋の電気は復活しました。観賞魚もブクブク喜んでいました!
これから寒くなるので また起きるかも。学生さんに予備を一個渡して帰りました。
この物件、他の部屋にもまだこういうブレーカーが付いているはず。
配電盤を新しい物に変えましょう!と オーナー様に提案するのが、商売上手な電気屋さんです。