ブログ開設から1000日が過ぎました。 毎日見てくださりありがとうございます。
昨日の動画は21年前の動画、今日はその翌年、同じ場所で2回目の装飾をした時のものです。
20年前の動画ですが現在バルーン業界でデコレーションに携わる方々には見てもらいたいのです。
この動画の話は過去セミナーなどで話した事があると思いますが動画をお見せするのは初めてかも?
何を言いたいか・・・・『自分の感性でイメージしたバルーンの形を作って欲しい』
今の時代はアメリカのバルーン雑誌もすぐ手に入る時代で、雑誌をそのまま教科書にしている人が多い。
パームツリー(ヤシの木)を作りたいと思えば雑誌を取り出し同じ物をまねて5インチの丸い団子を
積み上げたパームツリーを作る。・・・何とも簡単な話ですね。 そもそもパームツリーは団子か!?
この動画を撮影した20年前はバルーン雑誌もアメリカにはあったのだろうがそれらを見てマネを
しようなどとは私は一切思わなかったです。
当時の国内はこんな感じでした。
日本は元々風船の色は7色しか無かった。
ちょうどこの頃メキシコから色数の多い『パヤソふうせん』の流通量が多くなって来た。
当時のパヤソはデコレーションに向いているバルーンでは無かったのも事実でした。
たこのハチマキはありましたが260Qなんて見かけなかったし色別の販売などありませんでした。
現在、SAGバルーンさんが伸栄ゴムさんだった昔、各色混ざった細長いアソートの風船1ケース
5000個入りを購入、中からグリーンだけを取り出しパームツリーの葉に使った事を覚えてます。
ホームセンターで園芸用のポールを買い、膨らませたバルーンのセンターをポールに巻き付ける。
葉先が乱れるので極細のテグスでバルーンの先端を縛ってパームツリーの葉一枚を成形した。
手間のかかる作り方です。
だけど、私がイメージしたパームツリーの葉はまさにこれだったのです。
バルーンアーティストになるならば自分の感性でイメージした物を作って欲しい、そう願います。
バルーン雑誌は教科書ではなく参考資料にしてくださいね。