今、撤去中の日比谷ビルにかつては講堂があったが、今は事務室だけ。
その顛末は…
会報No11掲載の「孤島に築く」悪石島の工事記録より一部抜粋して、日比谷ビルのエピソードとしてブログに掲載
日比谷講堂の事務所化
ちなみに、講堂はS総裁の「無駄だから天井を貼って事務スペースにしなさい」との指示でその後無くなりました。
なぜこの指示に至ったかですが、実はSさんが総裁に就任した頃に、日比谷ビルの屋上全体を使い巨大な仮設舎(ハコバン)を建設し、移転しながら事務フロアーを順次改修する計画が進んでいました。
私と現在M社にいるOさんの二人で設計を担当し、建築指導課に何度も通い、指導課から前代未聞と言われた「31mを超える高さに巨大な仮設舎を建て、数年間継続的に使用する」計画の確認申請を認めて頂きました。(1年更新での使用許可が条件)
いよいよ工事に移ろうというタイミングで総裁説明をしたところ「仮設舎は無駄。講堂を改造して改修工事中の移転スペースとして利用しなさい」という判断が示され計画は一瞬で中止となり、苦労した屋上仮設舎計画案は幻のものとなりました。
東京支部 支部長 齋藤聰
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