離乳食のお問い合わせが時々ありますが、ネットには様々な情報があって色々と調べると返って悩む原因になります。
昔はお祖母ちゃんや、近所の主婦が教えていたのですが・・・
新生児から離乳食が進むまでの赤ちゃんの栄養は母乳、お母さんの食事は母乳の質に関係しますからお母さんの食養生は大事です。
和食中心に、炒め物、揚げ物、焼肉は控えてご飯と味噌汁、その他発酵食品と小魚、豆類、野菜、根菜類をしっかり食べましょう。
授乳中で便秘の赤ちゃんでお困りの場合は、ビフィズス菌の餌になるオリゴ糖などもお勧めです。
お母さんが乳酸菌生産物質やオリゴ糖を食べると赤ちゃんの腸内フローラも良くなります。
粉ミルクの場合は、ビートオリゴを1g程混ぜて作って下さい。
次に離乳期ですが離乳食は体質の決め手、とても大事な時期です。
腸内細菌は一生の間に大きな変動、小さな変動を繰り返しながら、健康状態を左右しています。
小さな変動は、食事、医薬品(抗生剤や鎮痛剤)、感染症などですが、健康なら元に戻ります。
腸内フローラの悪い人は、悪化が進行して様々な病気の原因になります。
腸内フローラの大きな変動は3回あります。
最初は生後1週間。無菌状態で生まれて直ぐに接触した大腸菌などの日和見菌や腐敗菌が増殖します。
帝王切開で出産すると大腸菌などの接触が無く、大腸菌のいない新生児になると雑菌が増えて乳児湿疹などを発症しやすくなります。
通常は初乳を飲んで生後半日ぐらいから小腸の「乳酸菌」増殖します。
小腸の機能が整って、生後2日目から大腸の「ビフィズス菌」が増殖して、大腸菌や腐敗菌を抑制して生後7日目に乳酸菌、ビフィズス菌優勢の腸内環境が整います。
大腸のビフィズス菌は「嫌気性菌」酸素を嫌うので小腸で酸素を吸収しないと増殖出来ません。
小腸の腸内環境が悪ければ、大腸のビフィズス菌も増えにくいでしょう。
2回目の大きな変動は「離乳期」お乳を発酵させる乳酸菌から穀物を発酵させる乳酸菌に入れ替わります。日和見菌や腐敗菌が増えて、便もだんだん臭くなります。
離乳期は、親から様々な菌をもらい、大人型の腸内細菌に入れ替わる時期ですので大事な時期です。
特に離乳食の時期や食材の選別、調理方法は大事です。
一般的な離乳食の指導も少しずつ変わってきましたがまだ早すぎると思います。
2~4か月は準備段階で、果汁、スープ、味噌汁の上澄を薄めて飲ませる指導もあります。
5~6か月の離乳初期は、ペースト状の物を食べさせます。
7~8か月中期は、2~3ミリのみじん切り。
9~11か月後期は、5ミリの人参角切りや野菜の細切れ、ハンバーグ、揚げ物などのみじん切り。
1才以上は1cm~と言われています。
でもこれは早すぎると思います。
1才までは母乳という指導をされている先生も中にはいます。
離乳食は歯の成長に合わせて、行うのが理想です。
歯の成長は早く生える子、遅く生える子と個人差があるので、その子に合わせて下さい。
臼歯が生えていなくて噛み砕く事が出来ない間は、みじん切りや5ミリの角切りは腸に負担になります。野菜はすり潰すべきですし、肉や油物は断乳後、歯が生えそろってから与えるべきです。
離乳食が早すぎると肌がざらざらになったり湿疹がでたりします。
そういう時は離乳食を止めると一週間ぐらいで肌も綺麗になります。
3回目の腸内フローラの変動は45歳ぐらいから始まり、老年期へと進みます。
徐々に善玉菌が減少し腐敗菌が増殖していきます。
60歳ぐらいから一気に腸の老化が促進されていきます。
45歳、60歳以降と、腸の老化に伴って様々な病気のリスクが生じます。
45才から腸内フローラを元気にする食事を始めて、60歳からは益々健康な腸内フローラを考えて食養生するべきでしょうね。
大腸のビフィズス菌が減少すると腸内腐敗が進行し、血液も汚れていきます。
大腸を汚さない為には、乳酸菌やビフィズス菌を増やす食事です。
それは和食が一番。
ご飯、みそ汁、豆類、さつま芋などの穀物、根菜類、海藻類、小魚、発酵食品をしっかり食べる事です。ビフィズス菌の栄養にオリゴ糖もお奨めです。
フラクトオリゴ糖を甘味料として使用するか、ご飯を炊くときにビートオリゴを入れて炊くと家族皆さんの便のにおいが変わります。
ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC241106_Dr_K_Egao.mp3
昔はお祖母ちゃんや、近所の主婦が教えていたのですが・・・
新生児から離乳食が進むまでの赤ちゃんの栄養は母乳、お母さんの食事は母乳の質に関係しますからお母さんの食養生は大事です。
和食中心に、炒め物、揚げ物、焼肉は控えてご飯と味噌汁、その他発酵食品と小魚、豆類、野菜、根菜類をしっかり食べましょう。
授乳中で便秘の赤ちゃんでお困りの場合は、ビフィズス菌の餌になるオリゴ糖などもお勧めです。
お母さんが乳酸菌生産物質やオリゴ糖を食べると赤ちゃんの腸内フローラも良くなります。
粉ミルクの場合は、ビートオリゴを1g程混ぜて作って下さい。
次に離乳期ですが離乳食は体質の決め手、とても大事な時期です。
腸内細菌は一生の間に大きな変動、小さな変動を繰り返しながら、健康状態を左右しています。
小さな変動は、食事、医薬品(抗生剤や鎮痛剤)、感染症などですが、健康なら元に戻ります。
腸内フローラの悪い人は、悪化が進行して様々な病気の原因になります。
腸内フローラの大きな変動は3回あります。
最初は生後1週間。無菌状態で生まれて直ぐに接触した大腸菌などの日和見菌や腐敗菌が増殖します。
帝王切開で出産すると大腸菌などの接触が無く、大腸菌のいない新生児になると雑菌が増えて乳児湿疹などを発症しやすくなります。
通常は初乳を飲んで生後半日ぐらいから小腸の「乳酸菌」増殖します。
小腸の機能が整って、生後2日目から大腸の「ビフィズス菌」が増殖して、大腸菌や腐敗菌を抑制して生後7日目に乳酸菌、ビフィズス菌優勢の腸内環境が整います。
大腸のビフィズス菌は「嫌気性菌」酸素を嫌うので小腸で酸素を吸収しないと増殖出来ません。
小腸の腸内環境が悪ければ、大腸のビフィズス菌も増えにくいでしょう。
2回目の大きな変動は「離乳期」お乳を発酵させる乳酸菌から穀物を発酵させる乳酸菌に入れ替わります。日和見菌や腐敗菌が増えて、便もだんだん臭くなります。
離乳期は、親から様々な菌をもらい、大人型の腸内細菌に入れ替わる時期ですので大事な時期です。
特に離乳食の時期や食材の選別、調理方法は大事です。
一般的な離乳食の指導も少しずつ変わってきましたがまだ早すぎると思います。
2~4か月は準備段階で、果汁、スープ、味噌汁の上澄を薄めて飲ませる指導もあります。
5~6か月の離乳初期は、ペースト状の物を食べさせます。
7~8か月中期は、2~3ミリのみじん切り。
9~11か月後期は、5ミリの人参角切りや野菜の細切れ、ハンバーグ、揚げ物などのみじん切り。
1才以上は1cm~と言われています。
でもこれは早すぎると思います。
1才までは母乳という指導をされている先生も中にはいます。
離乳食は歯の成長に合わせて、行うのが理想です。
歯の成長は早く生える子、遅く生える子と個人差があるので、その子に合わせて下さい。
臼歯が生えていなくて噛み砕く事が出来ない間は、みじん切りや5ミリの角切りは腸に負担になります。野菜はすり潰すべきですし、肉や油物は断乳後、歯が生えそろってから与えるべきです。
離乳食が早すぎると肌がざらざらになったり湿疹がでたりします。
そういう時は離乳食を止めると一週間ぐらいで肌も綺麗になります。
3回目の腸内フローラの変動は45歳ぐらいから始まり、老年期へと進みます。
徐々に善玉菌が減少し腐敗菌が増殖していきます。
60歳ぐらいから一気に腸の老化が促進されていきます。
45歳、60歳以降と、腸の老化に伴って様々な病気のリスクが生じます。
45才から腸内フローラを元気にする食事を始めて、60歳からは益々健康な腸内フローラを考えて食養生するべきでしょうね。
大腸のビフィズス菌が減少すると腸内腐敗が進行し、血液も汚れていきます。
大腸を汚さない為には、乳酸菌やビフィズス菌を増やす食事です。
それは和食が一番。
ご飯、みそ汁、豆類、さつま芋などの穀物、根菜類、海藻類、小魚、発酵食品をしっかり食べる事です。ビフィズス菌の栄養にオリゴ糖もお奨めです。
フラクトオリゴ糖を甘味料として使用するか、ご飯を炊くときにビートオリゴを入れて炊くと家族皆さんの便のにおいが変わります。
ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC241106_Dr_K_Egao.mp3