詩育日誌02.21ヴィシーの泉
湧いている湯を飲む椅子がある休もうあいさつしないのがあいさつ光は淡い重いコートを気に...
いま世界はうなだれている㉞存在の防衛をめぐる戦術
(ここに「ゐる」ものが、「あろふべき」もの、になる。 ウシはワシがいないと存在がぞん...
詩育日誌02.23氷の王子さま
プールがいつのまにか氷っているアイスダンスのひとが滑ってきたこんにちは。あんた、どこ...
青いイルカの夢㉘あぶない春
夜をどこまでも泳いでいけるあぶないかっこつけんなよここで意地っ張りなイルカ頭を回した...
詩育日誌02.25がっかり
思いどおりにならないがっかりが畑に穴を掘っているイタチのキュー坊はがっかりの罠にはま...
ゆらぐかけらShakenFragments⑳意
意のゆらぐかけらがするする落ちている絶え間なく いつまでも続かないつらいこともうれし...
詩育日誌02.27夜の梅
たいせつな人がこの先にいる月見橋渡ったところさっきまで本を読みながら木のしたにいた外...
いま世界はうなだれている(35)バスク、満月パン。
カピカピ広場にのぼる月はいい匂い派手っ、ぽい。カタリ派の (12世紀の異端がこの広場...
2月の山羊句集
2月はほんと寒かった。ストーブ2台点けっぱなし。けど、すきま風ひゅーひゅー。家のなかでもダウン重ね着、着ぶくれなんてもんじゃない、空気ダルマが座ってる感じ。こんなから農作業できない...
詩育日誌03.01考えるうちの戒め肯定形
午前は風が強かった二月をめくるはらりと否定が舞い上がる人に、頼るな。 戒めはなぜ否定...