40年以上前のことです。幼稚園で配布された「ひかりのくに」(もしくは「こどものとも」かもしれません)
の一冊に、おきにいりのお話がありました。
ぴーよ、という鳥が、緑色の実を見つけます。赤くなったら食べようと思って、毎日通ってくるのですが、
いっこうに赤くなりません。やがて、ぴーよは、あきらめて山へ帰って行くのですが、ぴーよが来なくなっ
た朝に赤い花が咲いた、というものでした。鳥が実だと信じていたものは、椿のかたい蕾だったのです。
お話に、鳥の種類は出てきませんでしたが、わたしは、ヒヨドリに違いないと思うのです。
いまでは、お馴染みのヒヨドリですが、以前は山の鳥だったと図鑑で読みました。
この本について、作者がだれだったのか気になって調べても、わかりませんでした。
どなたか、ごぞんじないでしょうか?
読んだ記憶の残っているかた、いませんか?