本屋さんでいただける月刊誌Asta(ポプラ社)で知った作家さん。
3月号までの連載がとても好きだったので、デビュー作を読んでみました。
ビオレタは、すみれのこと。
菫さんが営む雑貨屋さんのなまえでもあります。
彼女は、行き場のない思いを封じ込める
美しい小箱「棺桶」を扱うお店の店主でした。
テンポが心地よく、ひきこまれて時折クスリと笑いながら
物語に入り込んでゆきましたが、もったいなくて
途中からゆっくりめに進めて読破しました。
結果、クスリと笑えて心にもよく効くクスリ(薬)でした。
おきにいりの1冊になりました。