歌人である穂村 弘さんの食にまつわるエッセイを読みました。
「月刊べターホーム」「きょうの料理ビギナーズ」の連載を
まとめたものだそうです。
出てくる食べ物は庶民的で、とても面白かったです。
世代が近いので、砂糖入りの麦茶や箸1本で食べる心太など
そうだった~と、郷愁を誘われたり、くすりと笑ったり。
6月に、歌集「水中翼船炎上中」を読んだ際
気になった歌を書き留めておいたのですが
その中に、引っ越しを詠んだものがありました。
ぬいぐるみたちがなんだか変だよと囁いている引っ越しの夜
カーテンもゴミ箱もない引っ越しの夜に輝くミルクの膜は
この時は、まさか9月から神戸に住むことになるなんて
夢にも思ってはいませんでした。
我が家のぬいぐるみたちは、埼玉の家でくつろいでいます。
チェブラーシカは、本とは何も関係がないのですが
あんまり可愛いかったので載せてみました☆