どんぐりうさぎのタンポポ野原

自作の陶芸作品を見てほしくて始めたブログですが、いつのまにか
野鳥と小さな翅の友達とお花のブログになりました★

お誕生会クロニクル /古内一絵 を読みました★

2020-12-15 06:35:24 | 本のこと


大好きな 「マカン・マラン」シリーズの
作家さんである
古内一絵さんの新刊とあらば
読まないわけにはいきません…

小学生の女の子 小学校の先生 会社員
主婦 認知症の母を介護する女性…たちの
お誕生会をめぐる7編が収録されています

時を経てから知る真実や気づき
自分を肯定してもらえる嬉しさ
必ずしもハッピーな
お誕生日会ばかりではないけれど
一歩前へ 応援歌みたいな一冊です

ひとり残らず 誰もが
唯一無二の存在なんですよね
当たり前のことだけれど
忘れてしまいがちなことだと思います

遥かの小学生の時の自分の
誕生会のことを思い出したりもしました
普段は口うるさい母が
楽しそうに友達に配るプチお土産まで
用意してくれて
ありがたいことだったのだなあ…と
気づかされたり…

コロナ禍では
帰省も躊躇してしまうけれど
今度帰省できたら きちんと
感謝の言葉を述べよう…

流されてしまいがちな日々だけれど
ちょっとは自分のことを自分で
愛しんであげなくてはと思いました

*写真のくまちゃんは
誕生日プレゼントに
友人から頂いたものです🎵

海神の島 / 池上永一 を読みました。

2020-12-11 06:44:39 | 本のこと


海神(わだつみ)の島

分厚いほど嬉しくなる
池上永一ワールド★
今回も活気に溢れていました!

やり手の銀座のクラブママ
有能な水中考古学者
芸能界を二度 追放された地下アイドル
…の ぶっ飛びすぎ3姉妹が
足を引っ張り合いながらも
大好きなオバァの遺産相続人になるべく
海神の秘宝を巡り
周りを巻き込んで大暴れする
エンタメ冒険小説\(^o^)/
ラスト、ドタバタの向こうには壮大な浪漫が!

3日で読破しました
家族も 職場に持って行き
昼休みを使って 3日で読みきりました

池上永一作品では「風車祭」(カジマヤー)
NHK の連続ドラマや 映画化もされた
「テンペスト」がお気に入りで
2011年の舞台がまた素晴らしく
その感動を忘れることができません
…が 当時はまだブログを始める前でしたので
このことについては 初めて記しています
いずれも沖縄の壮大な物語です(^o^)


★明日は小鳥さんです(^-^)v