海外からのお客様を交えての東京見物。
合羽橋で買い物 → 昭和な喫茶店 → 江戸切子グラス作り体験 → 浅草餃子で昼飲み → 浜離宮散策 の後、やっと待ちに待った夜の宴会タイム。
浜離宮から浜松町まで歩いて、山手線で有楽町へ。
反対口から出てしまって、ガード下にあるので、ちょっとわかりにくかったですが、なんとかたどり着きました。
都内近郊で15店舗展開している「わら焼き屋」と同じ系列の土佐料理専門店「四万十川」。
半個室を予約したかったのですが、残念ながら先約がいて、普通のテーブル席。
店内は思ったよりもかなり広くてびっくり!
店内には四万十川を模したという清流が流れていたりして風情があります。
オランダ人のお友達が、「外は暑いので、こうして水が流れている音が聞こえるだけで、涼しい感じがしていい」と気に入ってくれました。
日曜の夕方、オープンと同時に入店したので、最初はガラガラでしたが、そのうち満席になりました。
とりあえずビールで乾杯
グラスに「こじゃんとうまい キリッと辛口」とあります。
高知の「こじゃんと」は、北海道の「なまら」みたいな意味なのかな
私はいつでもどこでもひたすらレモンサワー。
お通しは鶏の胸肉を蒸したものが小さめの小鉢で。
これだけでは芸がありませんが、かわいい小瓶に入ったタレが一緒にでてきました。
カツオ入りのマヨネーズ、ラー油、味噌など、いろんな味を楽しめるんですが、鶏肉がちょこっとの量なので、結局2種類ぐらい試してよくわからないうちに終わってしまいました。
オランダから一時帰国中の友達は、むこうでは食べる機会のないメニュー「どろめ」と「ゆずイカ塩辛」。
どろめとかのれそれとか初めて聞きました
どろめとは、イワシの稚魚のことなのだそうです。
東京にいてもなかなか食べる機会はありません。
四国に住んでいたことがあるという友達が、なつかしそうに幸せそうに、味わって食べているのを眺めているだけでHAPPYな気分になります
野菜を食べたいのでサラダも。
お店の看板メニュー「土佐名物 かつをの藁焼き」
塩でいただきます。
うーん、これはカウンターで藁焼きの炎がボッと上がるのを眺めてこそ、価値があるメニューなのかも。
調理場とは遠いテーブル席に運ばれてきてしまうと、普通のカツオのたたきのちょっと厚切りバージョンという感じでした。
牛リブロース藁焼きステーキ。
2800円もして、メニューの写真よりは、ややウェルダンでしたが、思ったよりもやわらかくて期待以上においしかった
このお店を選んだ理由は、日本人もうれしくて、外国人でも食べられるものがありそうだからという理由。
魚だけでなく、お肉料理もあるので、魚が苦手な人や、欧米からの観光客にもおすすめです。
芋天。
大胆にまんまるのまんまあげてあります。
ホクホクでした
一時帰国して食べたいもん代表「TKG」
こちらは「YTKG」ゆず卵かけご飯でした。
これまた至福の表情で「レンゲなんて必要ない!」と夢中でお箸であっという間に掻き込んで終了。
外人メニューと元祖ニッポン人メニューが交互に運ばれてくるのでした。
ご飯のメニューページなんか開いちゃったもんだから、私までつられて、釜揚げしらすのかつを飯をオーダーしてしまいました。
卵かけご飯よりもお茶碗も少し大きめで、かつをとシラスたっぷりで、おまけに卵までのっかっていてボリウム満点なんですが、これもあっという間に完食。
こんな生活を続けていたらヤバイです。
地鶏もも肉藁焼き。
これもコンガリ焼けてて美味でした。
藁焼きしてるところ、一回ぐらい見たかったな。
〆は柚子薫クレームブリュレ。
1個を4人でシェア。
確かに少し柚子薫ってました。
居酒屋さんなのに、ちゃんとおいしブリュレでした。
オランダ人の友達は、最後コーヒーでしめかったのですが、残念ながらコーヒーがなくて、土佐鶴本醸造辛口で〆。
日本酒がコーヒーのかわりになるなんてびっくりでした
みんなで好きなだけ、食べて飲んで、4人で25190円。
お得な飲み放題付きコースメニューもありますが、今回は、それぞれが食べたいものを選んでオーダーしたかったので、アラカルトで正解!
お腹いっぱいになってお店を後にしました。
駅に向かう帰り道、外で飲んでいる人たちを見て、オランダ人のお友達が”Unbelievable”と目を丸くしていました。
ホント、この熱帯夜の東京で、屋外で飲むなんて無理~
エアコンで冷え冷えの「四万十川」で、川のせせらぎを聞きながら、土佐気分をちょこっと味わえた、楽しい宴でした。