今回のパソコンは、CPUがCeleron5205U、メモリ4GB、SSD 256GB、Windows10(64Bit)という仕様です。
CPUが非力、メモリが4GBということですが、ディスクがSSDのせいか、そんなに動作が遅い感じはしませんでした。
一方、今までのパソコンはWindows7→Windows10アップグレード(64Bbit、Corei7、メモリー4GB、HDD 1TB1という構成です。
今回の新しいパソコンは、普段ブログのアップくらいしか使わないので、そんなにハイスペックでなくてもいいので、安めのパソコンを購入されたそうです。
価格は、CPUが結構関係してきますが、安いパソコンだとCeleronが使われていることが多いです。
お客様もCPUがCeleronというのは認識されていて、動作の速度はそれほど期待していなかったそうです。
しかし、実際に新しいパソコンを操作していただくと・・・今までのCorei7のパソコンよりも動作が速く、ビックリしていらっしゃいました。
なんでCorei7よりも、Celeronの方が速いの??との質問が・・・。
この原因は、CPUの世代と、ディスクの仕様によります。
Corei7といっても、前のパソコンは第2世代のi7です。もう10年以上前のCPUです。一方、Celeron5205Uは、2019年に発売されたCPUです。
直接比較はできないのですが、Celeron5205Uは、第3世代のCorei3くらいの性能のようです。第2世代のCorei7よりかは、スペック的に劣るかもしれません。
ただそのスペックの差を十分埋めるのが、ディスクの仕様です。
今までのパソコンは、HDDの1TB、新しいパソコンは、SSDの256GBです。CPUが多少非力でも、SSDであることにより、今までのパソコンよりも速く動作できるのです。もちろん、ディスクの容量自体は、1TB→256GBと約1/4の容量になってしまいましたが、もともとディスク使用量が少なく、データを移行しても100GB以下でしたので問題ないと思われます。
最近は第12世代までCoreシリーズはありますが、同世代で比較すれば速さは、Celeron<i3<i5<i7<i9の順になりますが、世代が大きく異なるとなんとも言えませんね。
話し変わりますが、先日新しいノートパソコンの代行購入のご依頼があり、ご希望のスペックが、Corei7、メモリ16GB、SSD 500GBというものでした。
CPUも第11世代のCorei7でさらにメモリが16GB、SSDということで、やはり速かったです。ただそれなりに価格も高くなってしまいますが・・・
中古のパソコンを購入する際に特に注意して欲しいのは、CPUがi7やi5と記載してあっても、第何世代かも確認することが大事です。そしてディスクはSSDがお勧めです。
最近の「パソコンサポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事