Windows Liveメールは、すでにマイクロソフトのサポートが終了しており、メールのセキュリティ的にも脆弱だと思いますので、使い続けるよりも、別のメールソフトに乗り換える方が、今後のためには良いのですが、どうしてもWindows Liveメールを使いたいとのことで対応しました。
ネットで調べると、この現象は昨年末ごろから発生してるようで、WindowsのUpdateが原因の可能性もあります。そのため、今回は解決しましたが、またWindows Updateにより同様のトラブルが発生する可能性があります。
今回のお客様は、Windows Liveメールで受信できなくなった・・・とのことでご連絡があり、お伺いしました。
とりあえず送受信をかけてみると・・・確かにエラー表示されて受信できません。
メールアカウントの設定を確認してみると、サーバー名やポート設定などが昔の設定のままでした。
プロバイダーのサイトを確認して、最新の設定にしました。・・・ただしWindows Liveメールは、すでにサポート終了しているので、プロバイダーのメール設定方法でも紹介されていないことがほとんどで、他のメール設定を参考にしました。
最新の設定にしても、やはりダメです。
そうすると他の現象かなと思い、Liveメールに表示されているエラーコード0x800C013Eで検索してみました。
対処法としていろいろ出てきましたが、その中に昨年末と同じ対処方法で解決できました。
レジストリを触ります。
Windows Liveメールを終了。
→「ファイル名を指定して実行」でRegeditと入力して、レジストリエディタ―を起動
→Computer\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows Live Mailの項目の下の
RecreateFolderIndex , RecreateStreamIndex, RecreateUIDLIndexのDwordの値を1に変更。
Dwordエントリーが無い場合は、エントリーを追加して1の値を入れる。
(昨年末の事例は、上記3つのDwordの値が0でした。今回はエントリーが無かったので、追加しました)
→念のためパソコンを再起動して、Windows Liveメールを起動
これで、送受信が正常に行われました。(この後の上記エントリーのDword値は0になっています)
再起動やシャットダウンを何回か試しましたが大丈夫でした。
お客様には・・・Windows Liveメールは、すでにサポートが終了しているので、Windows Updateなどの影響でまた同現象になる可能性があること、その場合は、別のメールソフトに乗り換えた方が、今後のことを考えると良いことをお話しし了解いただきました。
なお、上記2例だけの対応ですので、サポート終了してるWindows Liveメールのトラブルが、本体で必ず解決できるわけではありません。またレジストリを触りますので、間違った操作を行うとWindowsが起動しなくなったり、動作がおかしくなったりしますので、参考にする場合は自己責任でお願いします。
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