今日は高校時代の部活の仲間とランチした。
結婚してもなお、お互いの旧姓の名字で呼び捨てにして
出掛けるときは、たいてい子供達も一緒だったけれど
あっという間に、子供達は私達のランチにはついてこなくなった。
Aの息子くんは社会人へ、娘ちゃんは大学生へ
私の息子は高校生、Bの息子くんは中学生。
きれいに、全世代がそろっている。
私の悩み、Bの悩みは似ていて、笑える。
どちらも男の子で 母親が知らず知らずに過保護に育ててしまって。
自分達の思う理想の子供の姿とは程遠く、反抗期が激しくて。
社会人の息子くんを持つAは、「色々苦労はあったけど、今となっては全部忘れちゃった」らしい。
早く、そうなれるといいなぁ。
高校生も、中学生も、社会人になるまでは、まだ長~い年月が必要で
その分、まだまだ苦労が続くんだね、と。
中学受験で有名進学校に入学した子を持つ親の悩み。
大学附属高に通う子を持つ親の悩み。
都立高校に通う子を持つ親の悩み。
それぞれが、やっぱり違った大変さがあるんだ。
どれが正解だったのか?なんて
答えが出せる筈もない。
どの選択も、その時に、私達と子供達が必死になって掴み取ったもので
そのどれもが、尊い選択だったのだ。
となりの芝生は、そりゃ、青く見えるさ。
「あの時、こうしてれば。。きっと〇〇だったんじゃないか」
ふと立ち止まって、私達は、時々考えるけど
今の道を歩むことが、きっと運命だったんだ。
どの苦労も、私達が、幸せになるために課せられた試練で
たとえ、今は、ため息が出ても
それらの全てが、きっと愛しい思い出に変わる。
私達は、それまで、前に進むしかない。
部活動で、時には意見が分かれて、ぶつかった事も
全国大会に出場した遠征の夜に
渋谷で迷子になって お互いにお互いを探し疲れて
持っていたマックのハンバーガーとジュースが
道路のアスファルトに飛び散って ショックで泣いた事も
先輩が卒業した後に、部室が広すぎると感じて寂しかった事も
今になって思えば、全て愛しくて、大切な思い出。
たとえ、その時は、気づかなくても
そんな日がきっと来ると信じて。