引き続きラオス調査(6月)について、
流域内水田の様子を報告します。
ちょうど雨季が始まった時期で、流域内の水田では田植えの準備が進められていました。
左:きれいに移植された水田
右:水のたまった水田(耕起前)に鳥がたくさん
今回改めて、
水田の生物多様性というのは、
農村のタンパク質供給源として重要なんだな、
と感じました。
もちろん本で読んだり、話で聞いたりはしていましたが、
上の写真の鳥や、道端で売っていたカエル・オタマジャクシを見て実感しました。
今後、ラオスでは人口増加・経済成長によって食糧需要が増大すると考えれれています。
食糧というと炭水化物=コメに焦点を当てた議論になりがちですが、
畜産業がほとんどないこの国で、
タンパク質の供給というのも大きなテーマになるのではないかと思いました。