気候変動に配慮したアジア環境先進型流域圏の構築と普及

水・食糧・エネルギーバランスを考慮した理想的な流域圏をめざして

千葉大学表敬訪問

2012-12-06 10:51:47 | 食糧グループ

11月28日にDINAS PERTANIAN TANAMAN PANGAN PROVINSI JAVA BARATのスタッフの皆さんが千葉大学を表敬訪問しました。

リモートセンシング、食料安全保障、共済保険制度、UAVなどについて意見交換を行いました。

来訪者は以下の皆さんです。

Mr. Arief Santosa, SE.,M.Sc.       

Mr. Ir.  Agoes Kordiat, MM

Mrs. Ir.  Chakrawati, MP

Mr. Kusnawan Kertakusuma, SP., MP

Mr.  Ir. Kusmayadi Rostaman, MM

Mrs. Henny Suhandi

Mrs. Nia Purnakania

Mrs. Ijah Hartini

 


インドネシア・PES調査

2012-12-02 15:56:28 | プロジェクト全体

インドネシアのPES(Payment for Environmental Services)という制度の調査に行ってきました。

 

初めに、JakartaのLP3ES、BogolのWorld Agroforestry Centreの人たちと意見交換を行いました。

  

インドネシアにおけるPESの現状と、DPAプロジェクトの方向性について話し合いました。

 

次にパイロットプロジェクトが実施されているSuntenjayaとCikoleという村に行ってきました。

ジャカルタから南西へ約200kmのLembangというところです。

  

実際に行ってみると、ほとんどの山が上の方まで畑になっていてびっくり(写真右)

また、粗放的な栽培を想像していたのですが、結構手がこんでる(写真中)

PESの活動としては、畑からの土壌侵食を防ぐために、

野菜とコーヒー・ユーカリでアグロフォレストリーを行っています(写真左)

 

まだこの制度が導入されたばかりなので問題点はいろいろありましたが、

中でも一番の問題はこの活動の影響・効果を客観的に評価する方法がないことのようです。

今後、DPAプロジェクトの実践的な貢献のひとつとして、この問題に取り組んでいこうと思います。