気候変動に配慮したアジア環境先進型流域圏の構築と普及

水・食糧・エネルギーバランスを考慮した理想的な流域圏をめざして

7月インドネシア調査(続)

2012-08-29 15:23:06 | モデルグループ
 
調査地では近代になってから育成された近代品種が植えられていますが,
時々昔ながらの在来の品種も植えられています.
上の写真は左が近代型品種で,右が在来型です.
同じ出穂期の稲なのですが,右では穂が葉の上に覆いかぶさっているのに対し,
左では穂が葉の中に隠れており,葉の光合成の邪魔をしません.
インドネシアのように,肥料もたっぷりとあげれる条件では
近代型の方がはるかに有利ですが,食味などの理由により
在来型にも一定の人気があるようです.

7月インドネシア調査

2012-08-29 15:12:45 | モデルグループ

インドネシアの調査地ではイネの田植え,生育,収穫が入り混じるので,それらの把握も課題です.

今回は食料グループと共同で,リモセン画像などを利用した地図作りを行ってきました.

主に徒歩で圃場を回って,現況を調査してと言った地道な作業ですが,

なかなか面白い地図が出来ました.

またの機会に報告したいと思います.


ラオス調査(7月)

2012-08-02 18:40:41 | プロジェクト全体

7月のラオス調査では農村の村長に対するアンケート調査を行いました。

内容は灌漑や水田、生活様式に関するものです。

 

   写真:ある農村にて

村それぞれに違いがあり、上の写真のような民家でインタビューすることもあれば、

下の写真のような村役場のようなものがきちんと設置されてる村もありました。

 

おもに灌漑に関する質問を行い、

半分ほどは井戸水を使用しているという答えがありました。

 

ある村では深さの異なる井戸を2つ設置し、

より確実に井戸水を入手できるように対策していました。

 

住んでいる地域や周辺状況によって、

生活様式が明らかに異なっているのを目の当たりにすることができました。