妹尾河童さんの自伝小説「少年H」
この本が発売された時、話題になりましたよね。読んでないです。
妹尾河童さんを知ったきっかけとなった本は、「河童が覗いたインド」でした。
インド各地の様子と体験談にペンか鉛筆で書いた絵が添えられている本です。
舞台美術家という事しか知らなかったのですね。絵がとても素晴らしくて。
この本を読んで、会社で知り合った友達と旅行したことを思い出しました。
楽しかったなぁ。
そのかなり後に、本屋さんでサイン会があったので「河童が覗いたインド」を持参し、サインしていただきましたよ。
懐かしいなぁ・・・
「少年H」1997年に発表されベストセラーになったのですね。妹尾河童の自伝的小説を実写化したヒューマン・ドラマ。
戦前から戦後までの神戸を舞台に、軍国化や戦争という暗い時代の影をはねつけながら生きる家族の姿を描いています。
そんな時代にお父さんは子供にきちんと話をしていました。どうしてなのかを。なぜなのかを。
とても素敵な親子関係だったのですね。
それにしても、戦争が始まるとこどもが通う学校で銃刀などを使った訓練をしたり、戦車に攻撃をしたりするような訓練をしていたなんて信じられない。でも、事実ですよね。空襲で神戸は壊滅。一面焼け野原。東京もそうでした。
戦争で犠牲になられた方、すべての方に
ご冥福をお祈りいたします
想像してみてください
愛する家族が笑顔でいる姿を
間違いだらけの少年H―銃後生活史の研究と手引き [単行本]山中 恒 (著), 山中 典子 (著)
「風立ちぬ」もそうですが、史実とエンターテイメントのバランスは難しいですね。
http://www.amazon.co.jp/%E9%96%93%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%A0%E3%82%89%E3%81%91%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%B9%B4H%E2%80%95%E9%8A%83%E5%BE%8C%E7%94%9F%E6%B4%BB%E5%8F%B2%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%A8%E6%89%8B%E5%BC%95%E3%81%8D-%E5%B1%B1%E4%B8%AD-%E6%81%92/dp/4326950285
映画を見て興味を持ったら、色々と書籍を
読んで理解を深めていけばいいのかも
しれないと私は、思ってしまうのですが、
それではダメと言う方も多いのでしょうね。