南高梅の香り

古い話ですが、、むかーし、シクラメンの香りという曲が流行っていたとき、親戚の家でしゃぶしゃぶをご馳走になりまして・・・その思い出話です。

なぜ、流行歌とじゃぶじゃぶの話になるのかって。

近所の小売店・肉屋でしゃぶしゃぶ用の肉をお皿にきれいに盛り付けてくれるのです。

その盛り付け方がすごいのです。お花のように立体的に盛り付けてくれるそうですよ。平らに一枚づつ並べるのではなかったそうです。

シクラメンの花のように盛り付けてくれる小売店があったという訳です。芸術的ね。

でね。

赤いシクラメは、赤身肉で。

ピンクのシクラメンは、霜降り肉で。

という事は、白いシクラメンは・・・まさか脂身ですか。ってそんなことなかったそうです。

白いシクラメンは、「やめてください。」と、言っていたそうです。

 

そんな粋な事をしてくれる小売店もなくなってしまいましたね。

今は、どこへ行ってもスーパーマーケットとか大量に業務用販売店とか。。。

味気ないですよ。

仕方がないですね。

 

せめて、季節のものをおいしくいただければ、良しとしましょう。

生まれて初めて、南高梅を購入しました。

梅干しを作るために購入したのではありません。はちみつ漬けにします。

おいしそうでしょう。

ちみつ漬けは、ソーダや冷たいお水で割ってもいいですし、ゼリーや寒天に入れてもおいしくいただけます。

お年寄りにもお子さんにもいいかもしれません。

 

細かい産毛のようなものがあって桃のようです。香りは、「プラム」にそっくり。いい香り。

こんなに良い香りだったなんて知りませんでした。店頭に陳列されている商品の香りを鼻先に持ってきて、かぐわけにはいきませんからね。

今回、購入したので、初めてその香りを楽しむことができました。

今回は、１キロしか買ってこなかったけれど、もう少し、買ってこようかしら。

とりあえず、漬けこまなくちゃ。