聞いたことがあるけれど、名前を知らない曲はたくさんあります。
「トロイメライ」が「小さな夢」という意味だという事も知りませんでした。
ドイツ語のトラウマからきているそうなのですが、トラウマなんて聞くといやなイメージしかないのですが・・・
さて、日本で公開された当時、気になっていた映画がありました。
またまた、韓国映画ですよ。DVDを借りてみました。
日本語の題名は「私のちいさなピアニスト」原題は、「ホロヴィッツのために」
日本で公開されたのは、2007年8月。
なぜ、見たかったのかといいますと、ピアノにまつわる話、子役・・・が気になったのです。
予告編も見ていなかったので、どんな内容なのかも知りませんでした。
いつも思うのですが、韓国の映画は、どうしてこうもストレートに、感情に届くのでしょうか。
わかっていても、泣いてしまいます。この映画も泣いてしまいました。
私は、涙もろいのか、はたまた、おバカなのか・・・
交通事故で母を亡くし、おばあ様に引き取られて生活をしているわんぱくな男の子キョンミンと
落ちこぼれピアノ教師ジス。
このキョンミンが絶対音感の持ち主だと知ったジスは、キョンミンをコンクールで優勝させ、
ピアノ教師として名をあげたいと考えてしまうのですが・・・
人間ドラマです。
この映画で好きなシーンがあります。
ホームパーティに誘われた帰り道。
2人ではしゃぎながら雪の中を歩いているシーンです。
心が通い合ったのだなぁと感じました。
とっても、きれいでした。
ここまでくると、勘のいい方は結末が見えてしまうのではないでしょうか。
そうなのです。この少年は成長し、そしてピアニストになるのです。
キョンミン役の男の子もすごいのよ。
7歳でピアノを初めて数か月でコンクールで優勝したそうです。
道理でうまいと思ったわ~。
ジス役の女優さんもトロイメライなど数曲を練習したそうです。
女優さんてすごいですね。
成長したキョンミン役は、キム・ジョンウォンというほんもののピアニストが登場。
映画のラストシーンは、彼のコンサート。
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」
これがすごかったの。感動しました。もっと聞いてみたいと思いました。
キム・ジョンウォンさんのCDを探してみましょ。
当初、監督さんはこのシーンでベートーヴェンの「皇帝」を選曲していたそうですが、
キム・ジョンウォンさんがラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」の方がいいと変更を
提案したそうです。
アンコール曲は、シューマンの「トロイメライ」。キョンミンとジスの思い出の曲です。
映画って面白いですね。
好きだわ~
また、何かみたいな~
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