くじけないでの主人公は柴田トヨさん。詩集を題材に柴田トヨさん人生を描いています。
子どもの頃、奉公先で辛いことがあったとき、思川によく行ったそうですね。
栃木県にあるそうです。母も懐かしがっていました。
もしかしたら、この映画に興味があるかしらと思い母を誘ってみました。
「本を持っているから。読む? 詩集だから、すぐ読めるよ。私、何回も読んでるの。」と言って、
『くじけないで』を持ってきてくれました。
しみじみと読んでしまいました。
お天気のいい時を選んで、観てきました。
母と2人で行くのかと思っていたのですが、叔母も一緒でした。
女3人でかしましく。その日は、私はお世話ががりですよ。
柴田トヨさんを演じる八千草薫さんがとてもかわいくて。きれいで。素敵でした。
夫に先立たれたトヨさん(八千草薫)は一人で生活していました。
小説家を目指して就職もせずにふらふらしている一人息子の健一さん(武田鉄矢)のことがいつも気がかりでした。
嫁の静子さん(伊藤蘭)は黙って健一さんを支え、トヨさんにも精いっぱい尽くしていました。
トヨさんが白内障の手術を受ける日、静子さんと健一さんは付き添うことにしていましたが、
健一さんはあらわれませんでした。
そんな健一さんへトヨさんは広告の裏に息子宛に手紙を書きます。
白内障の手術を受けて元気がなくなったトヨさんにどのようにして詩を書くように勧めたのか
とても気になりました。
手術前に書いた手紙がきっかけなのかと思いましたが違いましたね。
健一は偶然、文章や詩を書くことでボケを予防できるというテレビ番組を目にします。これだ!
「詩なんか書けない。」というトヨさんに「書いてみようよ。僕が教えるから・・・ね。」と勧める健一。
親子らしいほのぼのとした場面です。
この時、確か、トヨさんは「人生これからだものね。」って言ったように思います。
92才の方がほんとうにそのようにおっしゃったのでしょうか。
はぁ~、私なんて、まだまだですね。
その気になれば、なんだってできるのですね。ボチボチと何かに挑戦してみようと思います。
トヨさん、やさしい言葉をありがとう。また、母に本を借りて読んでみます。
柴田トヨさんは、2013年1月20日永眠されました。
ご冥福をお祈りいたします。
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