
上野の西洋美術館で開催されているラファエロ展に行ってきました。
作品はキャンバスに描かれているものだと思っていたのですが、板に書かれているものが多い事に驚きました。
なぜ板なのでしょうね。
板に書かれていたため、ヨーロッパ以外で展示するのは初めてだそうです。日本初公開!
板が乾燥したら、絵の具がはがれてしまいますものね。
ざらざらしているのかと思ったのですが、なんとなめらかな。油絵ですか。フレスコ・・・
ド素人の私には、細かいことはさっぱりわかりませんが、輪郭をぼかした絵がこんなにも柔らかく温かみをおびて
見えるものなのですね。
黒い背景が聖母子をより神々しく見せてくれます。この絵の前にいると、浄化されるような気持ちになります。
浄化されてますよ。きっと。そう思わせるほど、素敵な作品・・・聖母子です。
友達は、日常のいろいろな悩みやウサをこの絵の前でぶちまけていました。私は、絵を見ながら聞いていました。
聖母子の前でなかったら、私だって心穏やかに聞いていることはできなかったことでしょう。
まるで、教会にいるよう。そう思わせるほどの力が・・・いいえ・・・優しさがあります。
楽しかったねと言いながら、時計を見たら・・・2時間。
たっぷり、2時間かかりますよ。堪能してくださいませ。
500年目の初来日ですからね。日本初公開ですよ。
一生懸命見たので、お腹もすきました。
私は、イタリア料理がいいかなぁと思っていたのですが、友達は家族と横浜の中華街に行ったとき、
あまりいいお店ではなかったことなどを愚痴っていましたので、上野でリベンジ。
上野の森にある中華レストランに行きました。
桜の時期も終わり、雨模様だったためか空いていて、のんびり食事をすることができました。
豚の角煮定食。八角の香りがして、香ばしくておいしかったですよ。
友達は、エビチリ。エビが大きくてプリプリしていました。横浜の中華街で食べたものよりもおいしいと言っていました。
いったい、どこのお店に行ったのでしょうね。
揚げ出し豆腐、蟹のあんかけ。
たまごスープ。やさしい味付け。
お年寄りの同窓会とか家族で食事をされているグループがいらっしゃいました。
桜の時期は、桜を見ながら食事ができるスペースもあるので、きっと混んでいたことでしょうね。
新緑の季節もいいですよ。のんびりと食事をしながら、季節の移ろいを楽しんでみてはいかがでしょうか。
この中華料理店の隣には、ピザが食べられるお店もありました。こちらもおいしそうでしたよ。
気候の良い時はオープンカフェのなるようです。
桜の時期を過ぎた上野は、穴場かもしれませんね。
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