遠距離介護日記 人生で今日が一番若い日 母も私も

60代、一人暮らしです。
母の遠距離介護。働きながら続けています。

早くて簡単、ふるさと納税

2021年12月23日 | 毎日の暮らし

以前から、ふるさと納税という仕組みがあるのは知っていました。

 

自分が選んだ市町村に寄付をすると、お礼が頂けるらしい。

 

知っているのは、それくらいでした。

なんだか難しい気がして、気にはなっていましたが、

そのままになっていました。

 

先月、会社の若い同僚が

「今年初めて、ふるさと納税の手続きをして、お肉が届いた」

と、楽しそうに話していました。

「ネットで出来て、とっても簡単。

 注文したら、すぐに届いた。」

とか。

 

その話を聞いても、腰が重くて動けませんでした。

 

同僚のふるさと納税の話をきて、2週間くらいして、

私と同年代の同僚からLINEが来ました。

 

「ふるさと納税で、お肉が届いたよ。

 手続きも、本当に簡単。

 時間がかかるのは、どの商品を選ぼうかと考えることで

 手続きは、超簡単」

 

 手続きをする、サイトのURLも一緒に送ってくれました。

 

同じ年代の彼女が、簡単だというのだから、試してみよう…

と思ったのが、1週間前です。

 

年末の大掃除をしないで、手続きをしました。

商品は、お肉や魚、お米にお菓子、他にも色々な雑貨など類色々です。

沢山の種類の中で、選んだのはお味噌。

まだ1週間もたっていないのに、もう到着しました。

 

それが、これです。

 

味噌なら、賞味期限が長くて一度に大量の届いても大丈夫です。

それに毎日、お味噌汁を作るので、お味噌は沢山あっても困りません。

 

実は、手続きをしようと思い立ち、商品が届くのに1週間もかかっていません。

あまりにも、簡単に手続きが出来き

あまりにも、簡単に商品が届いたので、おどろいます。

 

案ずるより産むが易しとは、この事ですね。

今回は、その言葉通りでした。

 

ふと、人生が、ふるさと納税に重なりました

今まで考えすぎて、中々行動に移すことができない事が多かったように思います。

行動に移すには、自分の中で決心も大切です。

 

でも、行動する為には、大きな決心よりも

ちょっとしたきっかけが、大切なのかもしれませんね。


母90歳、目指すは美魔女

2021年12月22日 | 介護 母の暮らし

一人暮らしをしている母が、少しでも元気過ごせるように色々、工夫しています。

 

母は、高齢者にありがちな病気を持っています。

高血圧で、骨密度が低く、血糖値が高い。

白内障の手術も必要だったりします。

他にも皮膚が弱かったり

離れていると、気になる事は多くあります。

身体が、これ以上悪くならないように、なにかと気をつけています。

 

でも、一番気にしているのは、気持ちが前向きになることです。

 

本が好きなので、前向きになるような本、

好きそうな本をAmazonで注文して送ったり

日頃から、母が好きそうなものはないかと気にしています。

 

最近、プレゼントしてかなり喜んだのがこれです。

 

 

これは、美顔ローラー。

 

確か、母の誕生日にお贈りました。

 

顔のシワを伸ばして、キレイになって!

と、渡しました。

 

あまり興味ないかと思ったのですが、

ここ10年以内に渡した贈り物の中で、

一番喜び、そして笑っていました。

 

これでキレイになったら、

今度、天国でお父さんにあったときに、分からないかもしれない…

どしよう…

と、大笑いしていました。

大成功です。

 

女性は、いくつになっても女性。

少しでも若く、キレイでいたいという気持ちは

元気で過ごすためのエネルギーの源かもしれません。

 

美顔ローラーで美魔女を目指す母は90歳。

 

これからも、美容グッズを探していきます。


我が家には電子レンジもありませんでした

2021年12月21日 | 毎日の暮らし

 

我が家には、1年前まで電子レンジもありませんでした。

 

電子レンジが必要な料理をすることがなかったので、特別困りませんでした。

それが数年迷って、1年前にやっと買いました。

一人暮らしをして初めてのレンジでした。

 

買ったのはシャープのヘルシオオーブンレンジです。

 

私にしては、結構お高い買い物でした。

これが欲しかったのは、ピザを作るためです。

 

ピザが大好きで、生地もソースも手作りで作ります。

我が家には、このピザを目当てにくる後輩が沢山います。

 

長年、ピザは魚焼きグリルで作っていました。

キレイに焼けて、美味しく出来上がります。

オーブンレンジなら、もっと美味しくできると思い

一大決心をして買ったのです。

 

レンジでも沢山のメーカー、種類の中でこの、ヘルシオオーブンレンジを選んだのは

ピザを焼くために高温の設定ができるからでした。

300度の設定ができます。

 

これなら、絶対に美味しいピザが焼けるに違いない。

初めて焼いた時は、ワクワクしながら作ったのを覚えています。

 

それが、悲しいことに、

出来上がりも、味も魚焼きグリルで作った方がキレイで美味しいのです。

高価な買い物でしたので、かなりショックでした。

 

でも、よく考えたら当たり前のことでした。

魚焼きグリルは、ガスの直火で焼きます。

直火なので、熱も300度以上になっているはずです。

イタリヤのピザ窯の中の状態は、

オーブンレンジよりも魚焼きグリルの方が近いはずです。

というわけで、ピザは今まで通り魚焼きグリルで焼いています。

 

数年かけて考えて考えて買ったはずでしたが

買ってみないと、分からないこともあるのですね。

 

それでも、たまに作るシフォンケーキ作りには役立ってるから

無駄じゃない…

と、自分に言い聞かせています。

 

それに、あれだけ考えて買ったのですから、仕方ないです…


家にテレビが無いメリット その1

2021年12月20日 | 毎日の暮らし

我が家に、テレビを置いていなのは、先日お話ししました。

一人暮らしを始めた時からですから、もう40年以上テレビ無しの生活です。

 

実は小中学生の時、実家もテレビを置いていませんでした。

ただ、同じ敷地内の別棟に住む祖母の家にはテレビを置いていましたので

見たい時は祖母の家で見ていました。

土曜日、学校が早く終わって家に帰り、祖母の家でテレビを見るのが楽しみだったのを覚えています。

 

当時は、周りの殆どの家にテレビがありました。

自家用車は持っていて、家族でドライブに行った記憶があります。

ですから、お金がなくてテレビが買えなかった、のではないと思いますが、今となってはよくわかりません。

子供の頃からテレビが無い生活をしていたので、一人暮らしをしてテレビのない生活でも特別違和感はありませんでした。

 

それに今まで、テレビが無い生活で困った事はありません。

困ったことより、良かった事の方が多い気がします。

 

一番のメリットは、コマーシャルを見ないで済む事です。

そのせいか

「あれが欲しい、これが欲しい」

と、思う事が人より少いのです。

 

コマーシャルを見なくても、情報はちゃんと手に入ります。

最新情報、例えば

流行りの家電、新発売のお菓子、テレビドラマ、オシャレな雑貨

それらは、会社の情報通の同僚から仕入れています。

 

話題になったドラマ、例えば古いところでは

「冬ソナ」「シークレットガーデン」などは、

ドラマ好きの同僚が、休憩時間に、最初から最後までストーリーを話してくれました。

彼女の説明が上手だったので、自分でドラマを見た気になりました。

今は、ジャニーズ好きの同僚から、イケメン君達の情報を聞いています。

ただし、顔と名前は一致しません。

 

人と話す時、自分の事や自分が思っている事を話しがちです。

つい、「私が…私が…」と言いがちになってしまいます。

そんな時、家にはテレビがないので

「友達は、自分が知らない情報を沢山知っている」

と実感しています。

 

そのせいか、自分の事を話すより、人の話を聞くことの方が多くなります。

テレビのない生活で、人の話を聞く機会が増えています。

 


市民農園で、自然農法の野菜作り

2021年12月19日 | 毎日の暮らし

料理を作るのが好きで、野菜が大好きです。

 

野菜が好き過ぎて、近くの市民農園で畑を借りて、野菜を作ってた事もありました。

小さな畑でしたが、

大根、にんじん、青しそ、バジル、落花生、そら豆、玉ねぎ、キャベツ、レタス、エンドウ、ねぎ、白菜、ナス、トマト、にら…などなど

野菜の他に、マリーゴールドやひまわりなどの、花も植えていました。

 

仕事をしながらの野菜作りでしたので、

畑で作業をするのは、仕事が休みの日だけ。

それでも野菜作りは楽しくて、畑仲間もできました。

以前から、そこで野菜を作っている方に、育て方を習ったり

種を頂いたり、ネットで買った種を差し上げたり。

 

畑の先輩には、若い(20代くらい)の男性がいました。

彼は都会生まれの都会育ちですが、畑作りに憧れてこの町に住み始め

会社員として農業の仕事をしながら、プライベートの畑を借りて野菜を育てていました。

彼の野菜作りは、自然農法という育て方でした。

 

必要以上に、水をやらない、草を取らない、耕さない、

というやり方で育てていました。

手をかけない(ように見える)のですが、立派な野菜が育っていました。

 

私も、それを真似して、野菜作りを始めました。

その農法で始めてから、

タネを植えてから、水をかけた事がないのです。

それでも、たくさん採れました。

そら豆が育った時などは、びっくりするほど多く収穫できました。

ご近所さんにも、配りました。

 

夏の仕事が休みの日は、

朝5時くらいに起きて、畑で3時間くらい草取り。

8時前に、家に帰って、シャワーを浴びて一日の生活を始める…

というような、健康的な生活をしていました。

 

母の介護が必要になったので、残念ですが2年前に止めてしまい

それからは、小さなベランダのプランターで野菜を作っています。

今は、ネギとパセリを作っています。

 

不思議というか、当たり前というか、

畑で作っていた時は、水やりをした事がないのに、すくすく成長したのですが

ベランダで植えた野菜は、水やりが欠かせません。

パセリなんかは、数日水やりを休むと、元気がなくなってしまうのです。

それで、慌てて水やりをしています。

今、ベランダの弱ったパセリに水をやりながら、大地の強さをひしひしと感じています。

 


我が家にはテレビもありません

2021年12月18日 | 思うこと

以前、掃除機コタツがないのはお話しました。

実は、我が家にはテレビもありません。

 

一人暮らしを始めてから、ずっとテレビはありませんでした。

別に、欲しいとも思いませんでした。

学生の頃は、学校から帰るとラジオが友達でした。

 

あの時、聞いていたラジオで今でも覚えているのが

「小沢昭一的こころ」

「ゴルゴサーティン」

この二つは、内容を覚えているのではありませんが

いつも楽しみに聞いていた事を覚えています。

ラジオがあれば、全然さびしくありませんでした。

でも今思うと、19歳の女子が聞く番組ではありませんね。

 

以前、知り合いに、

「何故テレビを持っていないの?」

かと聞かれて

「お金がないから、テレビが買えないのよ」

と言うと、

「お金はない人でも、テレビはあります」

と言われてた事があります。

確かにそうですね。

 

でも、

信念があってテレビがない

のではないのです。

 

私は、ダラダラするのが、大好きです。

テレビがあると、

きっとテレビばかり見て何もしないのです。

テレビの前で、一日中でも座っている、自信があります。

そうならない為にテレビを置いていないのです。

 

テレビのない生活でメリットがあります。

テレビ番組につきものの、コマーシャルを見ることがなくて、

あれが欲しいとか、これが欲しいとか思う事がありません。

 

そんなこんなで、テレビがなくても全然困りません。

その代わり、ラジオが大切な友達です。

 

 


90歳母、女子会へ行く その2

2021年12月17日 | 介護 母の暮らし

2年前に、一人暮らしの母が介護認定を受けました。

今は、デイサービスへ行き、入浴介護のサービスを受けている。

というのは昨日お話ししました。

 

あの時、母は介護認定を嫌がり

自分は、まだ大丈夫。

一人でなんでもできる。

他人の手は借りたくない。

と言っていました。

 

これを昨日は

「高齢者にありがちな拒否反応だと思います。」

と、さも分かったようなフリをして、サラッと書きましたが

実は、大変でした。

 

あの時(2年前)は、口には出しませんでしたが

いやいやお母さん、全部自分でするのは絶対無理でしょう。

家の中を歩くのも大変なのに、誰の手も借りずに生活できるはずがないでしょう。

ご飯は配達を頼むとしても、お風呂を一人で入るのは絶対無理!!

これから夏になるのに(あの時は5月でした)

お風呂に入らないで生活なんて、絶対できないでしょう!!

冷静に考えてみてよ!!

 

と、言いたいののをグッと堪えて

できるだけ柔らかい言葉で

 

今から色々なサービスを利用していれば、

少しでも一人暮らしを長く続けれると思うよ。

それに、お友達もきっと増えるだろうし…。

と説得し続けました。

 

私が母を引き取る事も考えました。

でも、私が母を引き取って、一緒に暮らすと

私が仕事で家を留守にした後、母はマンションで一人。

この町には、親戚も友達もいません。

母がここで暮らすのは、現実的ではありません。

 

色々考えながら、見えないバトルを、パチパチと散らしながら

母との戦いを繰り返していました。

 

この危機を変えたのは、親戚の看護師の私のいとこ(母から見ると姪)です。

母が彼女と電話で話をしてから、何となく雰囲気が変わりました。

実は話の内容は、普通の世間話でした。

でも確実に、その後に変わったのです。

 

今思うのは、母も一人で全部できるとは思っていない。

でも、私の言う通りに認めるのは納得できない。

(母は弱そうに振る舞っていますが、本当は気が強いのです)

特に母と娘の関係は微妙です。

これが、母と息子の関係になると、違うのですけどね。

 

そんな母との微妙な関係の空気を変えてくれたのが、彼女との会話だったと思います。

そんなこんなで、今も母はデイサービスと入浴介護を続けています。

彼女には、感謝感謝です。

 

母(人)を説得するのは、理論も大切ですけど

空気を変える…為の、ちょっとしたきっかけが必要なのですね。

 

 


90歳母、女子会へ行く

2021年12月16日 | 介護 母の暮らし

一人暮らし中の母は、90歳。

毎週デイサービスに通っています。

 

腰の骨を骨折して、一人でお風呂に入れなくなったときに

デイサービスへ通うことにしました。

そこで、昼食を頂いたり、入浴のサービスを受けています。

 

最初、母はデイサービスに通うのが乗り気ではありませんでした。

と言うより、拒否していました。

そもそも、介護認定を受けることが乗り気ではありませんでした。

 

自分は、まだ大丈夫。

一人でなんでもできる。

他人の手は借りたくない。

 

高齢者にありちな拒否反応だと思います。

 

色々説得をして、介護認定を受け介護ベットを借りるのは比較的早めに納得しました。

それから、デイサービスへ通うのを受け入れるのに、時間がかかりました。

 

ここで説得するのに、戦略を立ていました。

一つは、理論的な説得

もう一つは、気持ちにうったえる説得です。

 

理論的な説得は、こうです。

施設に入居せず、できるだけ長く一人暮らしをするのが理想。

 

今なら、無理をして自分で全部できるかもしれない。

でも、その無理をすることで、一人暮らしの期間は短くなる。

もし今、利用できるサービスを使い、生活やカラダに無理がかからない生活をすれば、一人で暮らせる期間は長くなるはず。

 

もう一つ、気持ちにうったえる説得。

女性が多いはずで、まるでそこは女子会。

同じような年代の方が、たくさん集まって色々なお話ができるはず。

 

この二つから、説得を続けました。

私の説得がきいたのか、母が自分で考えて納得したのか

それは、分かりません。

でも、母はデイサービスと、訪問の入浴サービスを受け入れて今も続けています。

 

今日もデイサービスへ行ってきたと、先ほど電話がありました。

来週は、お餅つき大会があるようで

お餅をついて、おやつに食べるそうです。

母の女子会参加は、これからも続きます。

 

 


病院より、ドライブの方が元気になる

2021年12月15日 | 介護 母の暮らし

一人暮らしをしている母は、今年90歳になりました。

 

デイサービスと訪問介護のサービスを受けながら、一人暮らしをつつけています。

 

過去に、腰の骨を2回骨折しています。

その為か、腰が90度近く曲がっていますので、杖がないと歩けません。

家の中は、手押し車を使っています。

 

母が少しでも長く、元気で、前向きに生活できるように、と思っています。

カラダの事は、もちろんです。

それと同じくらい、気持ちが落ち込まないようにと、思っています。

 

先日、実家へ帰ったときのことです。

 

母が食事の後片付けをしていたとき、間違ってお皿を割りました。

私が、庭掃除をしていたときなので、気づきませんでした。

私が気づいた時は、母が自分で割れたお皿を片付けた後でした。

何だか様子がおかしいので、どうしたのと聞くと

「お皿を割ってしまった」

とかなり落ち込んでいます。

 

特別思い入れのあるお皿ではないので

お皿を割るくらい、どうって事ないと思うのですが、かなりの落ち込んでいます。

 

困った、どしよう。

今日は、病院へ行く予定なのに。

 

数年前なら、病院の帰りに買い物へ行く事もできましたが、

体力が落ちているので、同じ日に病院と買い物はいけません。

 

そこで、病院はキャンセルして、ドライブに誘いました。

 

落ち込んでいるので、元気をつける為、というと自尊心が傷つくので

「今日は、お天気がいいよ。

 こんなにお天気の良い日は珍しいし、ドライブに行かない」

 

「病院は雨が降っても行けるけど、ドライブはお天気じゃないと…」

と、誘ってみました。

 

最初は、乗り気ではなかったのですが、何度か誘うとその気になりました。

 

そこで、ドライブへ出かけました。

途中、スーパーでおやつを買ってからお出かけです。

「今日の遠足のおやつは300円までよ」

と、冗談を言いながら、甘栗とお茶を買ってドライブです。

 

お寺さんにも寄りました。

 

母は、車から一歩も出ることはありませんでした。

でも、家へ帰った頃には、随分元気になっていました。

 

見慣れていない街並みや、海や山の風景を見ることで

気分転換になったようです。

良かった。

予定通りに病院へ行っていたら

こんなに元気はなっていないと思います。

 

病院へは、翌日行きました。

病院よりドライブの方が元気になったようです。

 

これからも、カラダも心も健康で過ごして欲しいです。

 


料理の師匠は向田邦子さんです

2021年12月14日 | 毎日の暮らし

私は、洋服づくりが大好きです。

洋服の師匠は、作家の向田邦子さんです。

学校の家庭科でしか、洋裁を習った事がないのに、

以前も紹介しました

自分の服をつくったり、妹さんの制服を作ったりされていました。

 

私は、料理作りも大好きです。

料理作るのも好きですが、食器が大好きです。

私の、料理の先生は向田邦子さん。

 

向田邦子は、料理もお上手です。

料理の本も、出版されています。

 

「向田邦子の手料理」

 

この本は、料理の写真やレシピと一緒に

向田さんのお気に入りの食器

それに盛り付けられた、美味しそうな料理が並んでいます。

 

豪華で派手な料理ではなく、

手の込んだ家庭料理がたくさん並んでいます。

 

料理レシピ付きのエッセイのような感じです。

そこには、こんな言葉が

「新しいフランパンや支那鍋をおろすときは

 新しいドレスを下ろすときより緊張する。」

 

「何かの間違いで、テレビやラジオの脚本を書く仕事をしているが

 本当は、板前さんになりたかった」

 

板前さんになりたいと、思っていた向田さん。

そんな向田さんの料理本のレシピは

  • 切り干し大根のと鶏肉の炊き合わせ
  • シイタケときゅうりのごまあえ
  • ナスの蒸し物
  • にんじんシラス

などなど、人気作家の作る豪華な料理ではなくて

気取らないレシピが並んでいます。

 

他に、香味野菜が大好きで、冷蔵庫には、

ミョウガ、青じそ、パゼリ、わさびなどを欠かしたことはなかったとか。

 

向田さんは、車や時計、家や家族を持つのに興味はなかったようです。

でも、器だけは大好きで集め、かなりの数になったそうです。

 

 

これは私が使っている食器です。

高価ではありませんが

上のは20年前、下のは30〜35年前に買いました。

いつも使っているお気に入りの器です。

 

豪華な料理ではなく、気取らない料理を大好きな器で食べる。

私の理想ですが、向田邦子さんの影響だと思います。

 

私の料理の師匠は向田邦子です。

ちなみに、私も香味野菜が大好きです。


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