遠距離介護日記 人生で今日が一番若い日 母も私も

60代、一人暮らしです。
母の遠距離介護。働きながら続けています。

「買い物弱者」に優しいスーパー

2021年04月26日 | 介護 母の暮らし

全国には、毎日の買い物に困っている高齢者の方が

たくさんいらっしゃると思います。

近くにお店がない場合、

若い方なら車で出かけることもできるでしょう。

でも、高齢になるとそれも難しくなります。

母もそうです。

 

秋田県にラッキーという大型スーパーがあります。

このお店、最近見たインターネット番組で紹介されていました。

 

ここでは、町から遠く離れた所にお住まいの高齢者の方が

お店で買い物ができるよう運賃無料の巡回バスを走らせていらっしゃいます。

また店内には、テーブルと椅子が置いてあり自由に使っていいのです。

お茶を飲んでいる親子。

将棋を指している、おじいさんもいらっしゃいました。

さらに、お店へ来る事ができない方には、スーパーで作ったお弁当を

自宅へ宅配するサービスもあります。

それが何と、高齢の方のお弁当のご飯は柔らかめに炊き

おかずは食べやすいように、小さく切ってあるのです。

そのお弁当を、両側に雪が高く積んでいる道を車で走り

町から離れた一人暮らしの高齢者のお宅へ配達されているのです。

本当に決め細いサービスです。

 

私は、この番組を見て涙が出てきました。

泣きそうになったのではなく、泣いてしまいました。

実家も同じような環境です。

まるで、母の家に届けて頂いたような気がしたのです。

 

このサービスは若い3代目の社長さんが、

地域の高齢者が買い物に困っていらっしゃるのを見て

始められたサービスだとか。

採算が合わないので、何か良い方法はないかと

模索されていて、それが番組に紹介されていたのです。

社長さんの思いと行動に感動し泣いてしまいました。

最近、見たテレビで一番感動した番組でした。


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