一人暮らしの母と、
冬の間だけ一緒に住むことになって
一番恐れている事は、認知症が進む事です。
そして、母の生活の楽しみがなくなることです。
今までは、ご近所さんとのお付き合いや
家の周りのお散歩を楽しんでいました。
ここでは、それが全くありません。
そこで、字を書くことが好き母にお習字をすすめてみました。
実は、私の本棚に、亡くなった父が使っていた
お習字の本を母が見つけたのです。
母も、字を書くことが好きだったので、
勧めてみました。
墨をするのは、無理なので筆ペンで練習です。
結構、楽しんで書いていました。
簡単な文字から練習してみようと
勧めて書いたのがこれです。
結構、上手にかけていました。
今日の日にちや、曜日が分からない。
今朝、何を食べたかも忘れている。
食事を作る事も一人でできない。
でも、文字は書けるのです。
不思議ですね。
私としては、お習字が書けるより、
食事を一人で作れる方が、嬉しいのですけど…
でも、
一人で食事ができて
一人でおトイレに行ける
これだけで十分!
と、
自分に言い聞かせている
今日このごろです。