native americanの癒しの世界では
medicineという言葉が出てくる
英語で直訳すると 薬 だが
ラコタ語では pejuta と呼ぶ
本来の意味は 様々なパワーを現す
medicine harb
medicine water
medicine song
medicine people
など 様々な癒しの霊力が宿るものを現す。
されど時に…英語訳は 北米大陸 侵略の際に
色々な 迫害や差別のもとに歪んで 訳されてしまった その影響は、地名 人名にも 多々存在する
(聖なる土地のパハサパを BAD LAND、聖なる馬を クレイジーホースなどetc)
部族と生活をし 伝統を学び 儀式に参加し
その生き方を体現する事で 本来の意味がわかってくる。
多くの 著書も
英語に訳されたものを
さらに日本語に訳され 意味が変わってしまうものもある
その真髄を世に 伝える為にもにも 尽力させて頂いた
例えば こころにすむ おおかみ の最後のシーンは
よいおおかみ わるいおおかみ
どちらが勝つの問いに対して
支配統治以降の資本主義アメリカに拡がってしまった英訳では 「餌 (feed) をやる方が勝つ」
浅はかに教訓を伝える事より
7世代に続く真意のspiritを 子供達に伝えなくてはいけない 、内なる声に突き動かされた
(feedという単語が使用されてるものが 現代に拡がっているが、侵略と英語が入ってくる以前からある 神話の真髄の意味を持って)
私は「 真の友 」と現した
野生動物の象徴である おおかみ に餌
(金や歪んだ権力を連想させる)を与えて手なづけるという
冷めたひとつの現実といば 現実だが
medicineが働いた瞬間だった…
動物も植物も自然 すべてを 友とし
その生命連鎖の輪こそを神聖な力とし
すべての命持つものを友(kola)として
共に生きあう事を真理とした 祈りを
体現すれば 嘘はつけない 屈する訳にはいかない
言葉でだけでなく
visionを重んじる文化を尊重して
1ページ1ページ 原画 下絵にもこめた
著者の あとがきを見て頂ければ 更に
その意味を理解して貰えると思う
続く未来への 答えは みなさんの心に託したいと思う
いずれにせよ 真髄は 全てを貫く
放たれた光の矢の如く…
友よ
伝えなければならない
子供達の笑顔が待っている
進みべき時 私達は精霊と共に在る。