Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

【レポート】自然とつながるワークショップ 作品編

2016-06-28 | [Earth Spiral もりとアートの学校]
2泊3日で向き合ってきた植物を写真にとりました。
植物に接するプロセスで得た気づきもみんなでシェアしました。



reincarnation。
落葉するカラマツは人の誕生から死の象徴。
肉体は土に還っても魂は永遠であり、
再び春に甦り、すべての生きものの
輪廻の時空を守る。



真なるものを護る孤高の存在。
森の縁に凛と立つノアザミ。
固いつぼみの規則的な模様は、
宇宙の摂理を象徴しているかのよう。
鋭い棘は、大切なものを護っている。



いのちのはじまり。
初夏のカラマツは、フサフサの緑の葉や、枝を伸ばし、
生命エネルギーを惜しみなく放出している。
幹から突然でてきた龍のような枝。
辿っていくと、これも小さな点からはじまっているのだよ、
と言っているよう。



すべてを受け止めて流していくフキの葉っぱ。
恐れから緊張したり固まることで、
隙間から入る水を溜めてしまうのではなく、
葉を広げて受け止め流す。



雨も風もしなやかに受けて、いなしていくヤナギ。
その揺れる姿は、楽しんでいるようにも見える。
自分の中に怒りの熱を溜めこまず、
やってくるものを受け流し楽しんでしまえ。



私は「赦し」を象徴する存在である。
人間(特に日本人)に寄り添い、
自分を差し出し、包み、赦す。
「無条件の赦し」

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