Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

4つの視点で世界をみる~インテグラル理論 4象限

2020-02-27 | ホリスティック医学・インテグラル理論
日ごろから、いろんな人の意見を聞いていると、多種多様で、特に最近は気候変動の問題などにもちょっと関わっていると、多種多様な情報や意見をどう整理したらいいのかと思ったりします。COVID-19についてももちろん。

ぐちゃぐちゃなのを整理するときに、役に立つインテグラル理論。今回もコロナウィルスの件で思い出しました。

ある人は科学的な情報からうがい手洗いアルコール消毒だという、ある人は消毒したら良い菌も死んじゃうからしないほうがいいという、ある人は心理的なことと結びつけて不安が良くないと語る、ある人は社会システムの問題として政府のやり方を批判する。

ウィルバーは物事の視点を4つに分けている。内と外、個人と集団をマトリックスにして4象限を提示している。

例えばコロナウィルスの件に関して言えば、免疫力あげとけば大丈夫だし、予防もするし(個・外)、特に不安はない(個・内)と考える。そして不安は伝染するからそれをあおられて社会全体に不安や恐怖感が蔓延するのはどうか(集団・内)と思う。だからと言って、国の対応のずさんさを放置しておくのもよろしくないし(集団・外)、ひとりひとりが黙ってしまうのもよくないと思う。

って考えると、結局4つの視点から全部考えることになる。それでグダグタ言ってると、そんなに心配しなくていいんじゃない?と言われるけれど、心配なのはシステムの機能不全と、それによって一人一人の暮らしが損なわれるというところだ。と考えると、自分自身はこのマトリックスで言えば右下のとこに関心があります。そういう人は、だいだいめんどくさいといわれるような気がする(笑)

めんどくさいしわかりにくいけど、別に不安に思ったり不安をあおっているわけではないので、ご了承ください。たぶん、気候変動問題に携わる人はだいたいそう思われてるよね~。

*ご専門の方、間違いがあったらご指摘ください。
*インテグラル理論のわかりやすい説明記事を見つけたのでシェア。
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現代において、価値観の多様化ということは一見織り込み済みに見えます。しかし、それが極端に流れて「所詮は好きずきだ」という価値相対主義に走ってしまったり、逆に自分の世界観に固執して「これこそ正しい」とばかりに狭い場所にいとどまってしまったりするケースはよく見られます。
もちろん、個人の趣味であればなんの問題もないでしょう。しかしながら、はじめに触れた戦争や、誰もが抱える悩みというものは、もはや個人の問題とは言えません。私たちは否が応にもつながって生きているのです。



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