大垣市環境フォーラムが、6月30日に開催されました。
講師に、神戸大学大学院教授 石川雅紀先生をお招きし、NPO法人ごみじゃぱんが取り組んでいる容器包装削減の活動「減装ショッピング」についてご紹介いただきました。
「減装ショッピング」は、容器包装の重量が同カテゴリーの他の商品に比べて軽い商品を「減装商品」として推奨することで、「買う」時からごみの問題を考える消費行動を促そうとする活動です。
神戸で続けてきた活動を全国で初めて、大垣市で今年2月に実施しました。協力いただいのは、
レジ袋有料化で一緒に活動をした、ユニー株式会社アクアウォーク大垣、株式会社ユタカファーマシー ドラッグユタカ林町店の2店舗です。
ごみじゃぱんの活動でわかってきたことは、買う時にはごみのことは考えないが、商品を消費して捨てる時になるとごみの多さに気づく、
そして特にこだわりのある商品でなければ、ごみが少ないという情報を出すことで、ごみの少ない商品を購入する人が増える、ということでした。
大垣市では4月からプラスチック製容器包装(ボトル・カップ・トレイ)の分別回収が始まり、容器包装ごみがとても多いことに、多くの市民が驚いています。
分別回収は燃やすごみの減量には有効ですが、洗って保管する手間がかかり、行政コスト(税金)もかさみます。
そもそも、ごみになるものを買わない 発生抑制 = リフューズが、今最も大切です。
買い物の時、「その商品からどれくらいのごみが出るかな? 」ということを、ちょっと気にかけてみませんか?
それでけでも、ごみ減量につながります。