8月22日(水) 対戦相手:女性ふたり
東京駅界隈
午後の横浜の読売文化センターでのバルーン講座を終えて東京駅に出ました。夜、打ち合わせがあったのですが、その時間までの約3時間、スタンドカフェで台本を書きながら時間を潰しておりますと、隣に座った社会人女性が、携帯電話を出しながらあれこれ喋っています。
「こないだ知らない番号から電話があって、折り返し掛けなおしたらずーっと話中なのよぉ。」
「何度も掛けてみた?」
「うん、でも全部話中なの。ねぇ、番号教えるからその携帯から掛けてくれない?」
「いいよ。じゃあ184付けて掛けてみる。」
で、ひとりが掛けて
「やっぱり話し中だよ。」
「何なんだろうねぇ?」
「着拒(着信拒否の略)じゃない?」
いやいや、拒否されてないじゃん。
「でも掛かってるんだよねぇ。たぶんアレだよ、着信専用電話。」
いやいやいや、着信専用なら通話出来てるでしょ?しばらくそんな話をしていた女性陣ですが、今度は攻守交替しました。
「そういえば、私の携帯にも知らない番号から掛かってきてた。掛けてくれる?」
「うん、いいよ。」
「090-××…」
頼まれた方は躊躇いも無く掛けています。
「もしもしぃ、山田さんの御宅ですかぁ?あー、ごめんなさい、失礼しましたぁ。」
『山田さん』というセレクトも安直だとは思いましたが、その後の芝居も全然イケてません。もうちょっと演技勉強しようよ。
「○○○建設とか言ってたよ。」
「あー、知ってる。不動産屋さんだぁ。」
電話帳に入れておこうよ、大事な件だったらどうすんの?そしてふたりの会話はまだまだ続きます。
「じゃあさ、今度はここに掛けてもらってイイ?」
「いいよ。」
「03-×××…」
電話帳に登録されてない電話ってそんなに掛かってくるもんなの?っていうか、普通怖くて安易に掛け直さないよねぇ。携帯だろうが家電だろうが、相手に番号残る時代だし。大事な用件だったら留守電に用件残しておくよ、相手も。そうやって、掛けなおす好奇心が
知らない番号を呼び寄せてるのだよ。
高校生と不動産屋。。。ああ、もう事件の匂いです(爆)
そして、その横で長々と聞いているのがワタクシです。
ゆうこさん>>ねえさん、事件です!と高島弟風に言ってみても何の解決にもなりませんが、事件が起こらない事を切に願うばかりであります。はい。