1月6日(金) 対戦相手:管理人さん
板橋区の稽古場
集団田中’98公演『HAN?』まで、もう20日切っています。正直焦り出してます。ここが正念場ですよ。今日からの稽古は毎日昼夜連続で続きます。あ、明日は稽古休みですけど。ホントに大丈夫なんか?
昼間の稽古場から場所を移動し、夕方6時に板橋区の施設に到着すると、既にメンバーの一人、西尾さんが到着していました。西尾さんはガスストーブが点いた部屋でストレッチをしています。
「おはようございまーす。あ、ごめんね。暖房自分で点けたんだね。」
「いいえ、管理のおじさんが点けてくれました。」
なんというサービスでしょう。普段そんな事してくれませんよ。終了時間を1秒でも過ぎて残っていると烈火の如く怒ってるおじさんが、そんなこまやかな神経の持ち主だったなんて。ごめんよ、おじさん。誤解してました。
西尾さんは今回からの参戦で、この施設の設備にまだ慣れていません。ガスストーブは点いているものの、肝心のエアコンはスイッチが入っていませんでした。
「ガスストーブだけだと寒いでしょ。エアコンこれだから今度から入ったら入れてね。」
「はい。そうします。」
新人さんにスイッチの場所を確認させてからボクはエアコンをポチっとな。グウィーン。よし、温まるまで時間が掛かりますがこれで快適な稽古場環境の出来上がりです。しかしストレッチや準備運動をしていてもなかなか身体が温まりません。設定温度が低すぎる?エアコンのパネルに近寄ると
エラーサイン出てる。
その後何度スイッチを入れ直してもエアコンは運転待機状態で風も出てきません。そして全ての謎が解けました。そうか、そういう事だったのかぁ。
おじさん知ってやがったな、エアコン効かない事を。
だから細かい心配りと思われた行為も、やましさの裏返しだったのです。その後メンバーが増え台本片手に動きの稽古をしてみたのですが、部屋の片隅で演技しているメンバーの
吐く息が白い。
これから(ほぼ)毎日、この部屋での稽古なんですよ。エアコン、いつ直る?