ＴＩＭＥ ＳＴＯＰ

　９月１２日（火）　対戦相手：ストップウォッチ

　新大久保

　

　松元ヒロさんのソロライブ、今日幕開けです。ボクは舞台監督として付いていますが、舞台監督業というのは具体的には

　●舞台袖に黒い幕を吊ったり、外したり、

　●舞台上にパンチカーペット（薄い絨毯のようなものです。）を張ったり、

　●客席作ったり、

　３行で終わってしまった。まあそれ以外に制作のお手伝いとしてお客さんを席に誘導したり、開演前の諸注意を言ったり、演出助手のような形でネタのトータルタイムを計ったりがありますが、平たく言うと何でも屋さんなのです。

　

　ネタの時間を計るという作業は結構重要でして、全体のバランスなどを見たりするのに不可欠なのです。昨日の通し稽古の前、腕時計のストップウォッチを起動させようとしましたら、画面から

　

　文字が消えた。

　

　８月８日の『ロッカールーム』でも書きましたが、ボクはＧ－ＳＨＯＣＫを８本持っていて、昨日の段階でそのうち６本が電池切れ。そして、昨日１本、お亡くなり。最後の１本の針時計で昨日の通し稽古は時間を計ったのですが、ひとつひとつのラップタイムは

　

　すんげー計りにくい

　

　為に、今日、劇場近くの１００円ショップでストップウォッチを購入しました。１００円で買えるんですよ、すっげーなぁ。でも箱から出してみると案の定

　

　ちゃっちぃ。

　

　どこで生産されたのかは解りませんが、ボタンがゆるゆるで、時間を計るためにポチっと押すと意図してないのに二度押しされて時間が止まってるんですよ。デジカメでいう半押ししてから深く押し込むと、ものの見事に０．０９秒で止まっています。０．０９秒を体感することも珍しいので何度もやってみましたが、これ以上のタイムを出すのは不可能のようです。

　

　作りも価格もあまりに安すぎて、不安になりますよ。「使ってる最中に止まるんではないだろうか？」とかそういう事ではなく、

　

　表示「１秒」が本当に１秒分あるのか？

　

　ホントは０．８６秒くらいで「１」って表示してるんとちゃうの？って気になります。ヒロさんにとってもストップウォッチにとっても初日なこの日は、無事、ネタも計測も最後まで止まることはありませんでした。ただ、このストップウォッチ、まだまだ信頼出来ませんので、明日は

　

　キッチンタイマー持参します。