6月5日(月) 対戦相手:思い出し
都内各所
舞台『セトウツミ』の東京公演が千穐楽を迎えました。私は公式サイトや上演台本、販売されているパンフレットなどに名前を記載して頂きましたが、【バルーンアート指導】というポジションでこの舞台に関わらせて頂きました。
今回のブログはワタクシ目線のレポートを。尚、公演はまだ大阪・名古屋と続きますので公演内容については書きません。あくまで私的観点なレポですのでご了承下さい。
さて、事の一番初めは、僕がバルーンアートの講師をしているカルチャースクールにある男性が訪れた事にあります。公式パンフレットにも書かれていますが、一日体験に訪れたのが出演をしております岩崎さんだったのです。初回の方には特にですが、生徒さん皆さんに
「何故バルーンアートを習おうと思ったのか?」
を聞いてるんですね。そしたら
「役者をしてまして、バルーンを扱うシーンがあるんです。」
今回ご出演されている岩崎さんでした。
僕も小劇場などで舞台に立っておりますから、そういうシーンがあるお芝居がありその出演者さんなのだとすぐに理解しました。
バルーンが上手くなる為にいらした方と、バルーンを捻ったりする初作を学びに来た方とでは教え方を変えたりしますが、まずは基本的な空気の入れ方。結び方。ひねり方などを。それがクリアになれば簡単な動物をレクチャーし、その日はそこでタイムアップ。
岩崎さんは最後に、一風変わった質問をされます。
「風船を割る方法ってどんなやり方がありますか?」
作り方を聞かれる事はあっても割り方を聞かれたのは初めてでしたのでその質問は強烈でしたね。でも
「僕だったらこういうやり方をします。で、難しいようでしたらこんなやり方もありますよ。」
レッスン終わりにそのシーンのある公演の名前をお聞きして、「もし何かお手伝い出来る事があれば連絡下さるよう制作様にお伝え下さい。」と連絡先を。
そして帰りの電車でメモしておいた舞台のWEBサイトを調べ、原作の漫画をアプリで読んで
「だからかぁ〜。」
と腑に落ちたのであります。その後、制作さまから連絡を頂き改めて稽古場にお伺いしてバルーンの扱い方、作り方や割り方。また原作漫画に出てくるバルーンアート作品を指差され
「コレって作れます?」
「うーん。作った事は無いですけど、ちょっとやってみましょうか。」
が、採用!舞台スタッフさんにもバルーンの扱い方をレクチャーなどしてその日は終了。岩崎さんには宿題を出して「では分からない事が出てきたら次回質問して下さい。」
で次回に続く。
↓公式さまのTwitterにて。