6月20日(木) 対戦相手:最後の70分
二子玉川
東急セミナーBE二子玉川でのパントマイムの先生です。いつから関わりだしたか正確な記録が無いので不明なのですが、おそらくは2001年頃からでしょうか、先輩が渋谷で先生を務めるレッスンのアシスタントから入り、10年以上“教える”パントマイムと携わってきましたが、
今日が最終回となりました。
先輩の頃から習っている方、ボクに代替わりしてから教わった方、今まで本当にありがとうございました。そんな最終回は先生&生徒さん3人によります、
4人だけの発表会っ!
今まで何回か発表会をさせてもらいまして、それを設けることで生徒さんの士気も上がるし作品作りに真剣に向き合う事でパントマイムのスキルもアップしてきましたが、知らない人の前で見せるというプレッシャーも少なからずあったでしょう。今日はそんなプレッシャーもほとんど(?)無い、内々の人間だけが見る発表会です。じゃんけんで順番を決める前に
「今日は楽しむ事だけ考えましょうね。」
その発表会の前にはずっと繰り返してきた準備運動。過去何回同じ事やったんだろう。もう準備運動時から感慨深いよ。こんなにジーンとくる準備運動って何でしょ?そしてテクニックは、これまた何度もやってきたし、初めての人には必ずレッスンをする
壁・透明なガラスなのでした。
昔、師匠や先輩から
「【透明なガラス】はパントマイムの入り口でもあり出口でもある。」
と言われてまして、基本の基本であると共に、何度やっても奥が深く、そして最後にふさわしい題材なのでした。生徒さん3人の発表を見てる時なんかもう涙腺緩みっぱなしですよ。色んな思いが詰まったガラスです。何度もやってきたね。
●自分でやっているのにその行為に驚く。反応する。これがパントマイム、もっと言うと演技の面白いところ。
●そして自分で作って、好きな時に自分で壊せる。見えないからこそ自由に作れるし、自分のパントマイムの世界では自分が世界の神様になっていつでも作ったり無くしたりできるのです。
●時間と空間を超越するのがマイムの特徴です。ミクロとマクロも表現できます。パントマイムで出来ない事なんてないのです。
このレッスン、最初代替わりして「先生」と呼ばれるようになってから最初はプレッシャーでした。何を教えようか?自分の教え方はあってるんだろうか?悩んだ日々もありました。でも、必死さが取れてきた頃からとっても楽しくなってきててライフワークになりましたし、自分の創作活動の要になり、ここから舞台に出て行った作品も多くあります。そういう意味では生徒さんの誰よりも
このレッスンを愛してましたし、自分が一番楽しんでたね。
パントマイム教室、ほんっとうにありがとう。またこんな楽しい事は是非やってみたいと思います。なるべく早い時期に再開できるように動きます。ちょっとだけお待ち下さいね。習って下さった皆様に感謝致します。そして発表会見に来てくれた方もありがとうございました。
またやるよ!お楽しみに。
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再開できる日が楽しみですね♪
エディー先生、一先ずお疲れさまでした。