1月24日(木) 対戦相手:お題
二子玉川
東急セミナーBE二子玉川でのパントマイムの先生です。このクールは基本をしっかりというコンセプトの元、壁や透明なガラスといった、誰もがパントマイムで通る事を今一度見つめ直してみるカリキュラムにしております!の2日目です。先週のようにパントマイムの為のパントマイムと、芝居の為のパントマイムを意識して使い分けるレッスンですね。
まず最初は壁を押す。これをまたメトロノームを使ってリズムを意識して。単調にならないようにリズムを工夫します。演ってる本人が単調だと感じるという事は、見てる人はもっと単調に思いますからね。続いて、壁っぽいものを作ります。具体的には箱ですね。壁の作り方の応用で、目の前にダンボールくらいの大きさの箱を作ります。腰は入れないで手だけで持ち上げて横に移し替える。手の幅が狭くなったりしないように注意です。では最初のお題。
流れ作業をしましょう。箱の検品のマイム。左側から箱を取り、自分の前で箱の検品。OKならば右側に移す。ダメなら今置いているよりもさらに前に置いて返品。はい、また左側から箱を取りひたすら検品の繰り返し。この仕事は単純作業なので
時給200円だよ。
次は同じ箱のマイムですが、よくジェスチャーで出てくる
「置いといて~。」
と同じ動きですね。そこで、お題。
声は出さないで話しをする。イメージは漫談というか演芸をするピン芸人さんです。
「いやー、こないだの~雪、すごかったですねー。あ、この話は
置いといて。
しっかし葉物野菜が高いですねー、この鍋の季節に、、、」
と喋ったら、さっき置いといた箱が何故か気になる。チラチラ見ます。気になるのでさっき置いたこの箱をもう一度戻す。ダンボール状ですから箱の上部のフタとなってる部分を開けて中を確認。で、中身は生徒さんにおまかせにします。思い出の品でしょうか?それとも危険物?食べ物、生き物、色んなモノが表現出来ますね。うーん、これは要らない、これは要る、とか。仕分けを終えてその箱にガムテープを貼って元に戻す。そして
「それにしてもガソリン高いですねー。」
と漫談に戻る。次回はすぐに使える宴会芸シリーズです。ちょっと練習が必要ですがちょっとした小道具を使いまして、マスターしたらパフォーマンスデビュー出来るそんなパントマイムですよ。乞うご期待!
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