6月28日(土) 対戦相手:前に座る女の子
目白
集団田中の舞台にも何度か出てくれている“ズミちゃん”こと今泉さんの出てる芝居を見てきました。集団田中での顔しか知りませんから、真剣に、しかも好きなジャンルの芝居をしているズミちゃんというのはまた新鮮に見えるのです。で、案内のお手紙で「こういう世界が好きなんです。」と書いてあった、その芝居の題材とは
三島由紀夫の作品
でして、普段、全然見ないジャンルですのでコレを逃したら三島作品にを見る機会をなくしそうな気がして行ってまいりました。内容ですが、思ったほど小難しくもなく、すんなり入り込め、細かい部分まで良く見えました。で、45分ほどの上演でしたが、芝居が終わり出演者の挨拶も済んで客電が上がった時、ボクの前に座っていた若い女性3人組が
「三島っぽくて良かったよね。」
すげーーーー。これほどまでに耳障りの良い感想があるでしょうか?オレも言いてぇなぁ「三島っぽくて良かったよね。」って。この子達は若いのに、三島っぽさを把握していて、しかもこの作品は彼女達の言う“三島っぽさ”に適ったのですよ。オレ、言えないもん、こんな感想。だって三島作品初観劇だから。
「ゆでたまごっぽくて良かったよ。」