10月23日(土) 対戦相手:時間と音響設備
上野
ヘブンアーティストのお祭り『ヘブンアーティストTOKYO』が昨日から上野恩賜公園で開催されておりまして、ボクは今日出演です。今月頭にありました野毛大道芸もそうですが、フェスティバルは普段あまりお会いできないパフォーマーさんと会ったり話せたりしますので、そんな会話のひと時も出番とは別に楽しい時間なのです。今日じっくりお話させて頂いたのは『Koji Koji Moheji』さん。そして、一方的には存じ上げておりましたが普通の会話はおそらく初でしょう、
声をかけていただきまして、嬉しい限りでございます。サンキューさんと言えば大道芸マイムの第一人者ですし、マイム界でも芸術寄りではなく演芸寄り。そして歌謡曲の選曲も似ていて、尚且つ喋るので
「マイム界の異端児として、盛り上げていきましょうね。」
嬉しいじゃないですかぁ。そんな異端なマイムは内容を野毛と同じにしましたが、タイムテーブルが詰まっていて準備と片付けの時間込みで30分という制約。そして音響設備もピンマイクではなくワイヤレスハンド。音出しの操作も自分で。という細かな違いから
何か、バタバタしてましたね。
ボクの気持ちの問題なのですよホントに。野毛と同じ内容なのに、気持ちで焦ったと言いますか、「気持ち良く出来たか?」と問えば2ステージとも乗り切れなかった感がございますなぁ。まだまだこのマイムで構成したネタ並びに関しては経験不足です。さて、それでもマイナーチェンジはしてますし、トークに関しては日替わり、ってか
その時の気分で変わる
ように出来ております。1ステージ目のガラスを拭いてる時の、女子高生の「キャーッ!」って声に対しては
「ダメよ、そんなんで歓声あげてちゃね。芸人をダメにするからさ。」
そして、本日のファインプレイ。電源がですね、発電機なのですよ。ドッドッドッドドド…って音がするヤツです。これにアンプを繋いで音が出たりマイクなども使用出来たりするんです。で、2ステージ目ではコード(エヴァンゲリオンを参考に『アンビリカルケーブル』という名称にしてみましたが、コレがまた言えないんだわ、噛んじゃって。)が届かずに出来ませんでしたが、1ステージ目、発電機の空いているコンセントに差込み、掃除機のスイッチをオンにすると、掛かっていた音楽が
一瞬、歪んだのです。
電力を掃除機に回すためでしょうね。で、その現象を見事に突っ込み解説。細かい所まで拾うね、オレ。トークの感覚は研ぎ澄まされてますが、
アンビリカルケーブルってやっぱり噛むわい。