笑っておっぱいを取り戻す!

乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

泣いたらつかえていたものが取れた

2020-09-17 22:18:00 | 子宮筋腫
2019年9月乳がんで左胸全摘から始まり、タモキシフェンの服用を開始し、追加の皮膚切除2回、25回の放射線治療を経て、2020年7月乳がん自体の治療は終了。この間再建を目指したものの今は中断中。12月巨大子宮筋腫を摘出するため、10日前からレルミナという、子宮を小さくする薬を服用。

レルミナ服用前から気分が落ち込み気味だった。レルミナの副作用にうつ状態が出ることがあるというので不安だった。レルミナと一緒にそれを抑える漢方薬も飲んでいる。でも気分は落ち込み気味。このところ仕事でもプライベートでも色んなことがあり、そのせいで気分が晴れないのかもしれないし、レルミナのせいかもしれないし、相乗効果なのかもしれない。

喉から食道あたりが詰まった感じで、やる気が出ない。テレワークにして騙し騙しやってる。これじゃダメだと思い、明日整体を予約した。気を流してもらおう。

テレビを見て大したものじゃないのに涙が出た。それと同時に喉のつかえが取れた。気分は相変わらずどんよりしてるが、つかえが取れて少しは楽になった。これが涙活デトックスか???泣ける映画観てみようかな。



癌患者であるという甘え

2020-09-13 07:47:00 | 乳がん
2019年7月乳がん発覚、9月左胸全摘、4月皮膚の追加切除(2回)、5〜7月放射線治療。8月もはや癌患者ではない宣言。

夫は、私が癌と判明する前から、週末は寝室に籠りきりで、食事の時に顔を合わすくらいだった。このところ、それが顕著になっていた。夫とは一緒に飲みにいくし、決して仲が悪い訳ではない。でも、この家庭内別居状態をなんとかせねばと思っていた。私とか、二人の生活というものに興味が薄いのが原因だと思っていた。

夫に、週末、もっと楽しく過ごせないかなと聞いてみた。俺は今のままで満足だというような答えを予想していた。ところが、夫の答えは、自由にタバコが吸えなくてそんなことできないというもの。そこなの?正直言って意外な答えだった。

私は元々タバコが嫌いで、癌と分かってからは再発が怖くて余計にタバコの煙を避けるようになった。だが、窓に換気扇をつけたりして、リビングでタバコを吸えるようにしている。ただし、夫がタバコを吸っている間は、無言で寝室に逃げていた。

煙を嫌がる姿を目の当たりにするのが夫にとって大きなストレスだったという。だから、吸いたいけど、寝室に籠もってがまんしていたと。

確かに、タバコを吸い出した途端に寝室に逃げるのは、ちょっとは悪いと思ってたけど、そこまでは考えが及ばなかった。うちの中で吸えるようにしたんだから、それで十分でしょ、私、癌なんだから、協力するのが当然でしょ。という思いが何処かにあった。態度で示せばタバコをやめてくれるかもという淡い期待もあった。私のことが大切ならやめてくれるだろうとも思っていた。

これは癌患者の傲慢さだった。癌だということをいいことに、相手にストレスや悪印象を与えても、それを正当化していた。やめてもらいたいなら、ちゃんと話さなければわからない。もはや癌患者ではないなんて偉そうなことを言って、中身は何もなかった。

きっと、夫以外の人にも、何かしら傲慢な態度をとっていたと思う。人を犠牲にしてまで、自分の健康を守ることはやりすぎだ。もっと謙虚に生きていこうと思う。

久しぶりの病院(婦人科)

2020-09-09 11:14:00 | 子宮筋腫
2019年7月乳がん発覚、9月左胸全摘、10月自家組織再建を目指して形成外科にかかるも、諸事情により中断。

中断理由の一つが巨大な子宮筋腫。これにより、皮弁を取った後のお腹が閉じられない。そこで12月に腹腔鏡下で子宮ごと全摘する予定で婦人科にかかっている。

前回、できれば形成外科に切ってもいいところを聞いてきて欲しいと言われ、今かかりつけがないから聞けるか分からないと回答した。その後、たまたま再建手術の術数の多い病院の形成外科医と知り合ったので、その方に診ていただくべく話を進めていた。

ところが、それを婦人科の先生に言うと、やっぱり必要ないと。先生も知り合いの形成外科医に聞いてくださっていて、もう分かったから必要ないとのこと。ウッ!先走ったか。

乳腺科の先生からは、婦人科でCTとるだろうから、データもらってきてと言われていたが、婦人科ではCTとる予定はないんだって。

女性ホルモンを抑えて子宮を小さくするためのお薬レルミナを処方された。これを1か月飲んで様子を見る。残念ながらそんなに劇的に小さくなることはないらしい。更年期の症状が出るかもしれないからと、漢方薬の加味帰脾湯エキス顆粒も処方された。


更年期の症状かぁ。最近ホットフラッシュも多くなり、ここ1週間くらいは鬱なのか、やさぐれた心境になっている。これがひどくなったら嫌だなぁ。漢方薬でこれもひっくるめて全て改善したらとっても嬉しいのだけど、そう、上手くいくか???

タモキシフェンでも更年期の症状が出る人もいるらしい。私の症状は多分タモキシフェンとは無関係。タモキシフェンで出ないならレルミナでも出ないかな?関係ないかな?それともダブルの効果で出るようになっちゃうとか?うーん、未知の世界。

レルミナは去年発売されたばかりの新しい薬。ジェネリックはもちろんない。お薬代11810円也。お、お高い。

薬剤師さんから副作用で気分が悪くなるかもしれないから夜飲んだ方がいいとアドバイスされた。飲み忘れた場合は、食後4時間くらい開けた上で次回までに8時間開くようならすぐに飲み、そうでなければ飲まないこと、不正出血があっても問題ないが、量が増える場合は医師に相談すること、などの注意を受けた。夜、恐るおそる1回目を飲んでみた。4時間くらい経つけど、特に何もない。よかった。

これからは朝、タモキシフェンと漢方薬、夜、レルミナと漢方薬というシフト?になる。お薬アラームセットしておかないと。




タモキシフェンの価格

2020-08-28 08:30:00 | 乳がん
2019年7月乳がん発覚、9月左胸全摘、10月からタモキシフェンの服用開始。

タモキシフェンDSEP第一三共エスファ)の価格は
10月 1000円(30日分)
11月   1920円(90日分、以降同じ)
2月 1980円
4月 2020円
7月 1980円

30日分と90日分は、量は3倍なのに、価格は約2倍。いっぺんに処方してもらう方がお得。

90日分でも、毎回微妙に金額が異なる。4月と7月は同じ薬局なのにさらに不可解。

10月から2月までDSEP第一三共エスファのタモキシフェン(AG。オーソライズドジェネリック)が出されていた。4月、最初に出されたのは別のジェネリックで、(うろ覚えだが)倍くらいの価格が提示された。DSEPはもっと安かったことを伝えると、ジェネリックによって、かなり薬価が違うことが判明。DSEPで副作用もないのでDSEPに変更してもらった。こんなことがあるって、初めて知った。


もはや乳がん患者ではない

2020-08-19 13:04:00 | 乳がん
2019年7月に乳がんが発覚してから2020年7月放射線治療が終わるまで、1年間治療を続けてきて、乳がんの治療は終了。再発予防のためのタモキシフェンの服用は後4〜6年続く。これは、予防であり治療ではない。もはや乳がん患者ではない。

2020年2月、心が折れそうになり、記録をつけることで心を整理しようと、このブログを立ち上げた。皆様のいいねや応援が励みになり、コメントにお力を頂き、なんとか無事ここまで来た。放射線治療終了後、過去のブログを読み返し、足りないところを補充してきた。それもやっと終わった。

これからは、乳がんと少し距離を置いて行こうと思う。放射線が終わったとき、これからは病気を忘れて楽しいことに夢中になるようアドバイスしてくださった方がいらした。ゆっくりした方がいいよというアドバイスも頂いた。貴重なありがたいアドバイス。勇気をもらった皮膚科の先生の「放射線も終わってこれから免疫力が回復するからイボもなくなるよ」の言葉もあった。そうだ、乳がんに執着してないで、好きなことをやって、ストレス溜めずに、免疫力高めていこう!

別のブログを立ち上げようかな。趣味のブログとか仕事関係のブログとか。趣味の仲間や仕事仲間には病気のこと言ってないから、このブログとは完全に分ける。もし、他のブログを見て、私だと思ってもコメントに乳がんのことは書かないでくださいね。

ここまで読んでくださった皆様、コメント頂いた方々、ありがとうございました。今後もたまに更新しますので、よろしくお願いします。コメントやDM(パソコン用のサイトから送信可能)はいつでもウェルカム。待ってます♪

昨日、DMをくださった方、ありがとうございます。貴重なアドバイスを頂き嬉しいです。これを読んでくださることを期待して、お礼申し上げます。