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乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

癌だってこと誰に言う?

2019-07-15 14:57:00 | 日記
2019年7月マンモとエコーの結果乳がんの疑いありで組織検査をし、結果待ち。

7月15日、大学の友達が結婚祝いをしてくれた。入籍は去年だったけど報告しそびれて、今年の年賀状で報告したんで、この日になった。しこりに気がつく前に約束していた。

せっかく祝ってもらうのに癌だと報告するのもなぁ。それに、もしかしたら癌じゃない可能性もまだあるし。みんなに言うのはやめといた。

癌だっていうこと、どの範囲の人まで言うのがいいのかな。夫はペラペラ喋るもんじゃないと言う。

一応まだ新婚なのに癌

2019-07-15 14:53:00 | 日記
2019年7月マンモとエコーの結果乳がんの疑いありで組織検査をし、結果待ち。

7月15日、大学の友達が結婚祝いをしてくれた。と言っても入籍したのは去年の3月3日。その11年前の3月3日に付き合い始めた。その一年後くらいにプロポーズをしてもらった。でも、すぐに返事ができず、入籍するなら3月3日と思いながら、毎年ズルズルと先延ばしにしていた。ずっと独身で、周りから結婚結婚と言われ続けて辟易していた。彼とは既に一緒に住んでいるし、もう子供を授かるような年齢でもないし、結婚する意味を見出せなかった。結婚したら今度は「お子さんは?」の質問に悩まされる気もしていた。

それが、去年の2月17日、ある女性と話した。彼女はずっと子どもを産まなかったことに忸怩たる思いがあり、親にも世間にも後ろめたい思いを抱いていた。理由は様々でも子供のいない女性が沢山いる。彼女らがみんな堂々と生きていける世の中にしたい!自分も前向きに生きたいと熱く語っていた。

彼女の話を聞いて、私も結婚から目を背けて、心のどこかでコンプレックスを抱えて生きててはダメだなと思った。1週間くらい考えた後、彼に話した。いいよ。との返事。その日既に2月27日。翌日、婚姻届をダウンロードすると、二人の証人が必要だった。こんなことすら知らなかった。近所の行きつけのバーのママ?職場の人?そういうわけにもいかない。彼は何も慌てて3月3日にこだわることはないと言うが、私はこだわりたかった。

職場が近所の幼なじみがいる。一人はその子に頼むことにした。3月2日にランチして、お願いした。付き合ってることもその時初めて話したのかもしれない。

もう一人は、父に頼むことにして、翌日実家に行き、突然今日入籍することにしたと言ってハンコを押してもらった。彼は仕事なので私一人で。今考えるとひどい話だ。一人で市役所に行き無事婚姻届を提出。

帰りに友達がやってるチャリティーショップに寄り、さっき入籍したことを報告。家に帰って、夫となった彼とバーで祝杯。

こんなふうに突然結婚したのでありました。

10年も待たされた挙句に、結婚した次の年に妻が癌になるなんてね。