2019年4月左胸のしこりが手に触れた。もしかして乳がん?
一年前に乳がん検診で触診した医師から軽いノリで「痛い?痛いなら念のため引っ掛けておくから」と言われ、当然精密検査に呼ばれた。マンモの結果は異常なしとのこと。エコーの予約をとって帰宅。乳がんについてググると痛みはないらしい。痛いから引っ掛けるっておかしくない?念のため引っ掛けただけでマンモで異常ないなら大丈夫と勝手に決めて、エコーをキャンセルしてしまった。
そんなことがあったので、胸のしこりに敏感に反応したのだが、数日するとしこりは無くなっていた。ホルモンバランスで張ってただけだ、よかった。とおもったのだが、6月27日再度しこりに気付く。またホルモンバランスのせいだろうと思いながらも、安心するためにもすぐに診てもらおうと、その日に受診。7月8日エコーとマンモを受け、翌日、他の病院から来ている乳腺外科医から乳がんの疑いがあるとの診断を受けた。3日後に組織検査の予約。
「一年前にエコー受けていれば発見できたんですか?」と私。「やってないから分からないけど、マンモに写ってないから小さすぎて発見できなかったんじゃないかな?」と先生。そうだよね。そうだよね。あの時エコーをキャンセルしたのは失敗ではないよね。第一、まだ決まったわけじゃない。組織検査の結果、癌じゃないってことになるかも知れないじゃん。と自分に言い聞かせるも、帰り道、涙が止まらない。帰ってからも夫に話して又泣く。これを書いてる今も、思い出すと泣けてくる。