四国霊場 第46番札所 浄瑠璃寺(じょうるりじ)です。
松山市で最初の札所になります。
第45番札所の岩屋寺からは、およそ30キロ。
徒歩では一日がかりの行程になります。
途中には三坂峠(みさかとうげ)があり、車の通れない険しい山道を降りなければなりません。
寺には山門がなく、入り口の石段を登るとすぐ右手に鐘楼があります。
こちらが本堂
和銅元年(708年)に行基によって開かれましたが、その後一時荒廃した時期や山火事でほとんど灰になってしまった時期もありました。
その後、天明5年(1785年)に地元の庄屋から住職になった堯音(ぎょうおん)が全国を行脚しながら集めた浄財で本堂などを再建したそうです。