旅と山のPhoto紀行

逢いに行く旅・・・まだ見ぬ地へ、忘れ難き地へ、
その感動を写真とともに。

青森にて・・・ 津軽・十和田・下北へ

2013年05月29日 | イベント

・・・・・2013年5月下旬、お祝い事もあって、1週間弱の青森行きとなった。

1.伊丹よりJAL CRJ-200機にて青森へ、12:30頃着。

早速、今人気のお店といわれる「むつわん」で、海鮮丼800円を食す。

青森駅近のベイブリッジのたもとに最近できたワラッセ(ねぶた有料展示と売店)、A factory(売店とレストラン)に行く。 

 

  


2.岩木山と林檎の弘前へ

有名な弘前城の桜は通年より遅かったが、それでも1週間ほど前に終わったようだ。

この時期、津軽富士をバックに林檎の花の満開の風景を見れるかと思ったが、まだだった。

 

それでも一部、遅咲きの桜と早咲きの林檎の花をみることができた。

  


3.大鰐温泉から十和田へ

大鰐温泉にあるリゾートホテルに宿泊、翌早朝、隣の公園を散策、八重桜がまだがんばって咲いてた。

    

おいしい朝食をいただいた後、奥入瀬渓谷から十和田湖を廻って、青森市内に戻る行程を採った。

この奥入瀬の景勝ポイントの中でも、この阿修羅の流れが何度見ても My Best 1。

  

 

銚子大滝、雪解け水のためであろう水量が多く、水しぶきが爽やか。

    


十和田湖畔、休屋に着く。乙女の像まで15分ほど、湖畔を散策。    十和田湖のご神体と言われる十和田神社 青龍大権現の道標があった、青龍と聴けば行かなきゃと訪れてみた。

  


4. 本州最北端 大間崎へマグロを目当てに。

下北半島はまさかりの形をした大きい半島である。まさかりの刃先のTOPに当たるのが、マグロの一本釣りで有名な大間崎、

そしてまさかりの柄の上部にあたるのが尻屋崎。 

青森市から湾岸を舐めるようにドライブし、まさかりの柄の真ん中に当たる部分にある町、

一面の菜の花で全国的に知られた横浜町に途中寄り道をした。 しかし、ご多分にもれず菜の花の開花も遅れており、

開花のセレモニー「菜の花フェスティバル」も1週間延ばして昨日行ったそうだが、今、3分咲き。

 

 

そして、北緯41度33分 本州最北端の岬 「大間崎」に11:40に着く。

ちょうど観光バスが入ってきて、最北端の碑で記念写真を取り合いして、どこかの店に食事しに消えていった。 

我々も、青森市内からはるばる200キロ離れたここ大間に来た目的である鮪を食べることに。 赤身、中トロ、大トロ入りの「マクロだけ丼」2500円也を注文、さすがの味に舌鼓を打つ。

  

まさかりの上縁を海を左手に見ながらドライブ、 半島の西の突端、尻屋崎に14時半頃に着く。 

まず眼に入ったのが、120年経つという煉瓦造りの白い灯台と記念碑。 そして、昔は農耕馬だという寒立馬が放牧されている。 

先ほどの大間崎より、こちらの方が最果ての地という気がするのは、何故なのか。

  

写真を撮っていると、アナグマのような小動物が、我々が見ていても中々逃げる素振りなく、ぶらぶらしていて、

そのうち、住処なのか溝の中に引っ込んで、時々顔を覗かせる。 (参考:白神山地の生き物たち「ニホンアナグマ」)

 

 一路、青森市街に向け帰路に着いた、約220キロ、4時間半ほどの行程。

 

5. お祝い行事も青森県内ドライブ観光も無事終わり、空路、青森を離れる。

   観光開発がさらに進みつつある青森のベイエリア                       完。

 




信州ビーナスラインからの春の山波、絶景を楽しむ

2013年04月23日 | 旅行

昨夕、東京方面より中央道経由蓼科の宿に入る。

途中、八ヶ岳PA手前では、富士が綺麗に見えた。また、八ヶ岳PAや諏訪南ICからの地道でも、雪をかぶって綺麗な八ヶ岳連峰がずっと望めた。

    

こちらでは20日と21日の両日、時ならぬ春の雪がしっかり積もったそうで、車道の両脇に雪が白いまま残ってた。

  

 

そして、本日23日、遅めの朝食をゆっくりいただいて、白樺湖経由ビーナスラインへ向かった。

以下は、ビーナスライン一番の絶景展望台、富士見台からの山姿です。

 

 南八ヶ岳 (赤岳、阿弥陀岳~権現岳)

 

 南アルプス (甲斐駒ケ岳 ・北岳 ・間ノ岳、鋸岳)

 

  中央アルプス ( ~安平路山、空木岳、槍尾岳、伊那前岳、木曾駒ケ岳、経ケ岳)

↓  左: 木曽御岳山 (剣が峰~継ぎ子岳)               右: 乗鞍岳(剣が峰、朝日岳、摩利支天岳、富士見岳、大黒岳)、大丹生岳、十石山、焼岳

  

 北アルプス ( 明神岳、前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、大キレット、南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳~常念岳)

この展望台には数度訪れたが、雲が邪魔せず、今回が一番明瞭に見えた、一番遠方にある北アルプスを含めて。 雪化粧で美しい時期で素晴らしかった。 ただし、富士山は肉眼でやっと判る程度で、写真には映らなかった。


竹田城、樽見の大桜など、桜花三昧の旅へ・・・

2013年04月09日 | 旅行

近畿北部の桜の名所へ、友人たちと花見ツアーに出かけた。すべて初訪問の地です・・・ さて花盛りが見れるか、な・・・!?


1.Place the first visit.まずは、丹波市青垣町の倉町野桜の園へ。

 一目千本と言われる倉町野の桜、倉町川の両岸に桜並木が続く。

苔のじゅうたんを踏みながら、桜の花びらと川面に向かって伸びる枝ぶりを愛でながら散策した。 どの幹も太く、苔むして緑に染まる幹を持つソメイヨシノの古木である。 

ほんのりピンクの帯が川沿いに続く風景はとても美しく壮麗・・・。 

 

 

   

   

 

2.The second visit place 八重紅枝垂れ桜咲く隠れた名所、福知山市夜久野、京都府緑化センターへ。

やや濃いめの桃色の花が道の両側に咲き誇り、桜のトンネルとなり、そのボリューム感が壮観だった。

   

   

 右上の写真、みずみずしい若緑の柳のように見えるのは、しだれかつらという樹で、その手前の大きな葉っぱを持つ樹は、タラヨウというそうだ。

 

3.三番目に訪れたのが、今回の中でもっとも有名な観光ポイント、日本のマチュピチュとか、天空の城といわれる竹田城跡。その姿から虎臥城と言われたそうです。

天守閣のない石垣のみの城跡ですが、日本百名城の1つだそうです。

本来なら満開だったようなのですが、写真の状態です。

うそ[鷽]という鳥が蕾を食べてしまったからだそうです。

   

   

 春の暖かな日差しの下で、 この天空の城跡の上に4人で座り、向こうの山の山桜やのどかな田園風景を見ながら、400年前を偲びつつ、弁当とビールを頂きました。

 

4.ラスト、4番目の桜の名所は、養父市大屋町の樽見の大桜へ。

兵庫県下で最大の大桜で、全国でも樹齢、幹周ともに10指に入る天然記念物だそうです。

千年余りの樹齢と言われる小彼岸桜は、沢山の受け木でささえられていた。

花盛りは少し過ぎていたものの充分綺麗に咲いていました。

この大桜のまえで出会った女性の方が、日本の千年桜、九箇所を訪ねてきたと。

一番最古は、山梨の山高神代桜、二番目が岐阜の薄墨桜とか・・・

   

   

 

竹田城の桜蕾は鳥に食べられて、残念な咲き方だったけれど、それも自然の摂理、
4カ所とも春そのものの天気に恵まれて、桜の種類、ロケーションなどそれぞれ違う趣で、変化に富んだ桜名所巡りで楽しい旅であった。 

 

My Hawaii紀行-その2、オアフ島の巻

2012年12月01日 | 旅行

 My Hawaii紀行、その1(ハワイ島の巻)

           http://blog.goo.ne.jp/eijijazz/d/20121130 をクリックしてください。

6.11月5日、定番の 「ワイキキビーチとダイヤモンドヘッド」に行く。

7:15 起床、外の景色を見ながら、ホテル ミラマ-のベランダで、昨夜ABCストアで買ったサンドイッチなどで朝食。

まずはダイヤモンドヘッドへ行こうと、登り口へ行く交通ルートがホテルのフロントで判らなかったので、9:00「Theバス」2.5$でアラモアナセンター内にあるトラベルデスクへ行く。 そこは広大なショッピングセンターだった。 さらに帰り道にDFSギャラリアタワーに寄って地球の歩き方現地デスクで尋ねる。このビル内から発車するグリーントロリーでいいことが判る。

ワイキキトロリーはレッド、ピンク、グリーンの3路線があり、レッドラインはアラモアナセンターが終点で、
JCBカードを見せれば無料で乗ることができるので、後々も良く利用した。                                      Orange Waikiki Trolley 

 

一旦ホテルに戻り、11:25 グリーントロリーでダイヤモンドヘッドへ向かう。 ダイヤモンドヘッドは、ハワイ語でマグロの額を意味するレアヒというそうだ。 標高232メートルで片道40分のコース。

             

 

ワイキキビーチを右に見て、動物園、カピオラニパークを左に見て進む、ハワイ島のヘレオンバス同様窓がオープンエアでハワイの気持ちの良い風を体で感じることができる。途中、高台の見晴らしの良いところで、写真タイムの休憩があった。

    

トロリーは、12:10 ダイヤモンドヘッドの入り口に着く、乗用車もここまで。山頂が見えてる。

料金所でチケット代金@1$を。 道はしばらく進むと山道になる。結構沢山の人が登ってる。

        

12:45 頂上に着く、 ワイキキビーチに続くワイキキの街並み、ホテルが林立しているのが、良く見える。汗ばんだ体に風が気持ちいい。

(ぶら下げたデジカメを首から外した際に、かけていたサングラスが柵向こうに落ちばらばらになってしまった、取りに行けず今もそのまま)

    

                           

 

景色を十分堪能し、トロリーの涼しい風を浴びながらホテルに戻り、

ホテル1階のデニーズで遅めのランチ。やっぱりビックリのボリューム!                                                     

16:00 身支度をして、ワイキキビーチに出かける。歩いて5分くらいでビーチに着く。 浜辺で日光浴の人、波打ち際でで波と遊んでる人、沖合でサーフィンをしてる人、この季節は潮の流れが速いので泳いでる人はいないようだ。

左手を見ると、ホテル風の建物の向こうにさきほど行ったダイヤモンドヘッドが見えてる。

          

ホテルに戻って、ベランダでコーヒーを飲む。ビルの間に陽が沈むのを眺めながら。

  

19:30 レッドトロリーで夜の街を眺めがてら、夕食とショッピングにアラモアナセンターに出かける。 サングラスなど買い物後、

1階の海側のフードコートで中華を食べた、そこの中国ビールの味、まるで漢方薬が入っているような前代未聞のまずさだった。

 

7.11月6日、「B級グルメと見所を巡る オアフ島一周カウカウツアー」に参加。

ハワイ島同様、ダイヤモンドヘッドやワイキキビーチだけでない素顔のオアフ島を知りたい、コナでネットで探したのがこのツアー。

★ ツアーのタイムスケジュールは次のようになっている。

8:30 アラモアナ、ワイキキ地区ホテルお迎え
9:00 ヤマズ・フィッシュマーケット(ポキの試食)
9:50 トロピカル・ファーム
10:45 ライエ・ポイント
11:10 カフク、ロミーズ(ガーリック・シュリンプ)
12:10 テッズ・ベーカリー(ハウピア・クリームパイ)
12:35 サンセット・ビーチ
13:05 ラニアケア・ビーチ
13:30 ハレイワ・タウン散策
15:10 リリハ・ベーカリー(ココパフ1個サービス)
16:00 セーフウェイ
17:00 アラモアナ、ワイキキ地区ホテルへ帰着

  

 

9:05 迎えのマイクロバスが来る。 案内ガイドは岡本さん、18歳でハワイへ来て30年とか。 我々が最初の客で、シェラトンなどまわってピックアップしていく。総勢12名。

9:20 まずはホノルル市内にあるヤマズ・フィッシュマーケットに着く、ハワイB級グルメの代表のポキの試食に案内される。 色んな種類の魚料理がある。

   

 

83号線、カメハメハハイウェイを進み、MAPにあるクアロア牧場の手前にあるトロピカルファームへ、高い木がそびえている駐車場の奥に店がある。 コナコーヒーの試飲カップをもらい、店内を見る。

別称マカダミアナッツファームというだけあって、プレーン、定番の塩さらにガーリック、シナモン、コナコーヒー、ハチミツ、ワサビなど色んな味のマカダミアナッツが売られている。 塩入のマカデミアナッツを買う。 かわいい置物などの土産物に加え、衣服や宝石アクセサリーまで置いてある。 10:40発。

      

 

 
カメハメハハイウェイの北上を続けて、ライエビーチパークが右に見えると、すぐにモルモン教の人達が運営しているというポリネシアカルチャーセンターがあり、モルモン教徒の住宅地を通り抜ける。 

すぐに、ライエ・ポイントに着く、11:17。

ポッカリと穴があいた岩の島が面白い、ハワイのスピリチュアルな場所の一つだそうだ。 青い海と空のもと、しぶきを上げる白い波と岩肌がいいコントラスト、いい景色だ。 

     

    

 

また少し進み、カフクの町はずれにお目当ての生エビの食べれる店、ロミーズ・カフク・プローンズ&シュリンプ・ハットがあった。 11:47.

ガイドいわく、5,6軒はあるエビの店の中でNo.1だそうだ。 

店のすぐ後ろに海老の養殖池が数カ所見える。 奥の池がガイドさんの池だそうで、海老の釣り堀を経営していると。

海老メニューの中で高いけど一番立派な手長海老のプレートを頼む。 注文して20分ほど待つ。 12:テントの下でいただく。

  

 

ツアー車は、すぐ次の目的地、12:39 テッズ・ベーカリー着、 アップルパイを買う。12:57発

 

島の北端から西側に進む、13:00 サンセットビーチに、ここは混んで駐車スペースがないので、5分間だけ急いで写真撮影し車に戻るように言われる。

ここはオアフ島でも有数の長いビーチで、高さ3mから8mものビッグウェーブが押し寄せる有名なサファーポイントで、もうすぐサーフィン大会が開催されるそうだ。

      

 さらに車は次のノースショアの海がめビーチ、ラニアケアビーチ(Laniakea Beach)で停車、13:26~13:33

浜辺の岩がごろごろある海に亀がいた。、サーファーがビックな波に挑戦し、波乗りを楽しんでいた。

    

    

 

13:40、ノースショアの文化の中心地 サーファーの聖地、ハレイワタウンに着く。 ハレイワショッピングセンターを核に、スーパー、ギャラリー、土産物店を初め色んな店があるので、1時間フリータイムとなる。 町を散策して、土産物屋などを覗いたりしていると、パタゴニヤの店があった、サファー御用達の品物だけでなく、山用品も置いていた、厚手の登山シャツを売っていて、100ドルほどの値札なので、安いと買いたかったが、時間がなくなったので断念。

      

 

1時間後、ノースショアのハレイワの町から、またカメハメハハイウェイに入り、島を斜め縦断していく。

ドール・プランテーションを過ぎ、ホノルルに向け、一路南下する。 ハレイワからホノルルまで32マイル約1時間。

ホノルル市内に入り、15:30 リリハ・ベーカリー着。 海老の店同様日本人のリピーターが多いという有名なココパフ.(マジックパフ)をサービスでいただく、うまい。

         

 

おいしそうなパン、ケーキがショーウインドウに並んでいる、つい3種買ってしまった。

最後に「セーフウェイ」というスーパーマーケットに案内される。 買い物の後、各自のホテルまで送ってもらい、ツアーが終了。

 

8.11月7日、帰国日


7:10 起床、今日も綺麗な青空、 部屋のベランダで昨日買ったアップルパイと菓子パンで朝食、~08:30。

  

9:10 迎えに来たシャトルタクシーで、ホノルル空港へ。

韓国人の大勢のカップルと並び、10:15 搭乗手続き完。  
ラウンジIASSで休憩し、11:50 Gate 30に。
KE54便B747-400は満席、12:48 離陸。

  

仁川、Jtimeで8日17:28着地、トランジットし、A330-300機、20:52 着陸。 ベイシャトルで22:30神戸港着

 

===============  My Hawaii紀行   完     ===================

 

My Hawaii紀行、その1ハワイ島の巻は、   http://blog.goo.ne.jp/eijijazz/d/20121130 をクリック。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

  


かねての島へ・・・ My Hawaii 紀行。

2012年11月30日 | 旅行

ワイキキビーチやブランドShopの並ぶリゾート客向けのよそ行きのHawaiiでなく、普段着のハワイイにはいつか行きたいと想っていた。
 その想いは7~8年前に読んだ、池沢夏樹の書いた分厚い本、「ハワイイ紀行」に始まる。

ハワイ諸島の歴史、自然、文化、人、動植物から産業まで、数年にわたる取材により本当のハワイイが深い愛情と洞察に満ち克明に描かれていた。

  

 

デルタ航空系のスカイチームのマイルが貯まって、どこかへ行ける・・・・では、かねての想いの・・・、キラウエア火山、ハワイ最高峰マウナケア山があって、自然風土の豊かなハワイ島へ行こう。 


ハワイ島4泊、オワフ島3泊で個人旅行の日程を組み、往復の飛行機とホテルを手配、さらに「火山と島内一週ツアー」と「マウナケア山頂サンライズツアー」をネット予約して出かけた。

 

1. 10月31日11時55分、関空より出発

 ハワイ島への直行便がないので、オアフ島に向かう。日付変更線で時刻をさかのぼり、31日朝8時30分にホノルルのエアポートに着く、

バゲージを受け取り後、道向こうのビルに行きハワイアン航空の搭乗券を自動発券機で、並んでマイルを登録し、やっとセキュリティへ。
58番ゲート待合に10:00前に着く。 10:56発 B-717機 ➡ コナ空港着、予約無しだったがお願いしてシャトルタクシーを捉まえてまずは宿に向かう。 11:32、カイルアコナの街の中心にあるコナシーサイドホテルへ。 

  

部屋には14時まで入れないので、スーツケースを預け、街を散策し、昼食をとる。

  

    

    

 

18:30 ホテルを出て、
ガイドブックで紹介されていた地ビールパブ、Kona Brewing Pabへ。本格的な工場直結のビアレストランだった。すでに大勢の客で大いに賑わっていた。
まず12種類の地ビールの中から4種選んで味見ができるというのを頼んだ、そして料理は、前菜にアヒ(マグロ)のポキ、あと、ここの自慢のピザ、黒オリーブ、ベーコンなどの入ったMサイズを選ぶ。

アヒポキというのはマグロの捕れるハワイの名物だそうで、胡麻油の風味がよくマッチしていてマグロの新しい味覚として気に入った。本格的な釜で焼いたピザはたっぷり具が入ってどっしりと厚い、今まで食べたピザの中で一番うまかった。

地ビールは、Fire RockとPipeline Porterがうまかったので、Mサイズを追加し、ビール好きとして大いに楽しんだ。

  

 

2. 11月1日、聖地ワイピア渓谷、キラウエア火山と島一周。

US$160.00はちと高いとは思ったが、一日目にハワイ島を一周したいと日本で「世界遺産キラウエア火山と聖地ワイピオ渓谷とB級グルメ ハワイ島一周ツアー」を申し込んでいた。

 

丸一日10時間以上かかるツアーなので早朝のスタート、7時に4WDマイクロバスが迎えに来る。

8時、TEXドライブインで朝食代わりにハワイのスイーツ、四角いドーナツ「マラサダ」に舌鼓をうつ。
(後姿は、マラサダを買うツアーガイドさん、60歳くらいの日本人、高校を出てすぐ広島から一人で移住したそうだ。このあとも運転しながらハワイの歴史を色々話してくれた。)

      

 

聖地ワイピオ渓谷に向かう。 道中、ハワイの先住民のはじまり、紀元前に、まずポリネシア人がハワイ島とポリネシアを行ったり来たりしている、さらに12世紀頃にタヒチからやって来た人たちがハワイに住み着き、独自の宗教儀式を行い、文化を形成していった。色んな部族が。 その後、18世紀になって、英国人のキャプテン・クックが上陸し、今のハワイの基礎が築かれた。

9:30 展望台より、いにしえの王家の首都だったというワイピオ渓谷を見下ろす。
群青色の海と白い波が印象的だった。

  

アロハWEB瓦版より・・・ ワイピオ渓谷はハワイ島で最も神聖な場所と言われています。 ハワイの古代の神々の話の多くが、この谷から生まれました。また、渓谷の崖にある古代の洞穴には、多くの王が埋葬されているそうです。 この谷は、彼らの強力なマナ(霊力)によって、今でも守られていると言われ、実際、1946年の津波、及び1979年の大洪水の被害にあったにもかかわらず、谷の住人は、誰一人として命を落とすことはありませんでした。


  

9:50 ガイドさんお勧めの街、西部劇に出てくるような昔のアメリカの街並みの「ホノカア」に着く。 

この小さな町ホノカアに住む日系アメリカ人コミュニティを舞台に、左上の写真の映画館で映写技師として働くことになった青年と、そこに暮らす人々の人間模様をつづった実話にもとづく映画「ホノカアボーイ」が作られた。 2009年の日本映画、岡田将生が初主演した。

 

次に南へ進み、10:37 州立公園 アカカ滝へ

  


    

 ヒロへ向かうハマクアコーストの道すがら、ガイドさんがハワイ発展の礎となった砂糖きび産業、その衰退の歴史、そしてこの道路沿いにさとうきびを運んでいた鉄道の名残が残っていること、など色々話してくれた。 サトウキビ労働者の7割が日本人だったとか。

ヒロの町に入った、ハワイ島で一番大きくハワイ州で2番目に大きな都市であるヒロは、日系移民によって発展した町であり、またフラダンス発祥の地でもあるそうだ。

11:30 ハワイのB級グルメ代表「ロコモコ」の発祥の店、ヒロのCAFE100でロコモコランチ。

                                 12:25 クッキーとチョコレートの工場のある「ビッグアイランド・キャンディーズ」へ。

    

 

13:20~ サーストン・ラバ・チューブ(溶岩トンネル)

  駐車場から熱帯植物が茂るなか行くと、溶岩トンネルの入り口が。中はちょっとひんやりして、神秘的な雰囲気。ガイドさんの言うとおり明かりのところで手をかざすと、指先がオーラのように光る。ナトリウムランプのしわざ。

    

 

14:00 キラウエアビジターセンターに着く。

噴煙をあげるキラウエア・カルデラ、 現在噴火している火口は南東のプウオオ火口だそうだ。

火山の頭頂部が陥没して出来た大きな円形のくぼ地のうち、その穴の直径が2km以上のものが「カルデラ」(スペイン語で「大釜」) 

小さいものはクレーターという。 キラウエア・カルデラの直径は4~5km。深さは130m、とても大きい。 

  

数年前にハレマウマウが噴火して以降は、溶岩道路のドライブや噴火口付近に行くことが禁止されたそうだ。 

本当は、真っ赤な溶岩流や、冷えて固まった溶岩ハイキングができないのが残念だった。 火の女神ペレに会えず。

      

 

15:12 プナルウ黒砂海岸でハワイのシンボル、海亀に会う。

     

 

 15:45 美味で評判のハワイ州最南端のパン屋さん、プナルウベーカリーで、アップルパイなどを買う。 

                

17:05 ハワイ島の南端をグルッと回り西側に進んできた。 11号線沿いにあるベイ・ビュー・ファームのコーヒーを扱う「COFFEES' N EPICUREA」でケーキとコーヒーのサービスを受ける。

    

 

17:36~ 海が夕陽で染まり始めた。 車窓から。                                  ホテルのベランダより。

         

 

 3.11月2日 聖地マウナケア山上ご来光でパワーをもらう

日本でもう一つ申し込んだツアーが、『聖地・マウナケア星空観測&サンライズツアー』。

真夜中の1時20分、迎えの4WDが来る、同じホテルからの女の子2名とともに、他のメンバーのピックアップに向かう。ファラライリゾート、ワイコロア・リゾートと寄り、総勢12名。 今日のガイドは日本語のうまいジェームズ、日本で語学教師などしていたそうだ。

真っ暗な中、サドルロードを通り標高2800mのオニヅカ・ビジター・センターへ、 ここはハワイ出身の日系人宇宙飛行士、オニヅカ大佐を記念して作られたそうだ。

4:09~ ここで防寒着を借り身支度をして、高度順応を兼ね星空観測を行う。 ジェームズが望遠鏡を設置し、月や土星を見せてくれる。 そして見えてる星座、今の季節は見えない星座も教えてもらった。           ↓↓ 北斗6星 (7つ目は、地平線の下)

  

そして、いよいよ太平洋で一番高い山、マウナケア山4205mに向かう。

夜明け前、5:57 空が赤く染まってきた。   6:30 陽が完全に昇り、まぶしい光が山頂の天文台群を照らす。

        

右上の写真はツアー参加の皆さんとフラの祈りのポーズで記念写真。

このマウナケア山上は空気の乱れが少なく湿度が低いなどで天体観測にもっとも適し、10基ほどの天文台が設置されている。

写真左がカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡、真ん中; すばる望遠鏡、 右; すばる望遠鏡(右)と Keck I 望遠鏡

(珍しい四角い形のすばる望遠鏡は、光学赤外線望遠鏡で、直径8.3m(厚さ20cm)という世界一の巨大な主鏡を持つ。)

 

      

一旦、2800mのオニヅカ・ビジター・センター迄戻る、オニヅカ大佐の記念碑。

  

 

10時過ぎにホテルに戻る。 ホテル契約の店で遅めの無料の朝食、昼は軽くツアーで貰ったお菓子をコーヒで。

午後の時間の過ごし方、ガイドブックに一昨日行った地ビール工場の見学ツアーが15時スタートと・・・。

My Favoriteなアルコールは、ビールとスコッチなので喜んで出かけた。

   

10数名の参加者で、ひととおり製造工程を案内してもらったあと、なんと試飲させてくれると・・・・。
味付け原料の説明と現物を見ながら、試作中の地ビールを含め6種類くらい味わった。自分はしかっりした濃い味系のものが気に入った。 

             

                                                            夕食はホテルの隣のレストランで。(右上写真)

 

4.11月3日、ハワイの海景色と風を楽しむ。

ハワイ島4日目の今日は、ツアーを申し込んでないフリー日。

ホテルの契約レストランで朝食いただきながら今日の行動を考える。
昨日、レンタサイクルで島をまわろうと予約に行くと、借り賃も高いが、自転車が買えるべらぼうな補償金だったのでやめた。

朝食はパンケーキ、ベーコンエッグ、ハムエッグなど4種からチョイスできる。オーナー?の弾き語りをBGMにいただく。 

  

 

2ドルでここカイルア・コナからアイル ロードを通って、大型ショッピングセンターやリゾートホテルのあるケアウホウを往復するシャトル運行の路線バスがある、途中にビーチもあるの、このバスに乗ろうと、昨日見つけたHISオフィスへ寄り、へレオンバスの時間と乗り場を聞く。
桟橋手前の例のバニラの木のところが乗り場だった。  

  

このへレオンバスはいかにも常夏のハワイらしく窓がオープンでガラスがないので、走るとさわやかな風が直接体にあたりとても気持ちがいい。 ↓↓ 車窓からの眺め

  

10:40 ケアウホウ ビーチパーク着

ビーチに行くと結構賑わっているが、砂浜は少しで、海の中は岩が多い、波もこの季節はあるので、大方の人は浜辺で子供と遊ぶか、シュノーケルをするか、岬の方の飛び込み台からや舟で沖へ出て飛び込んで泳いでいる。 それなりにみんな楽しんでいる。

次にへレオンバスの終点手前にあるケアンホウショッピングセンターへ徒歩で行ってみる。 広い敷地に色んな建物が展開されており、駐車場の車は多いのになぜか人は少なく閑散としてる。 For Leaseと札のある潰れた店が多い。

ドラッグストアとスーパーマーケットで買い物する。どちらも広くて商品も人も多い。 サブウェイでイタリアンBMTというサンドイッチを買う、あまりに大きいのでビックリ!

再度へレオンバスに乗り、窓の景色とさわやかな風を楽しみながらホテルへ戻る。

お高いホテルのレストランより、地ビールとおいしい料理を気軽に楽しめるパブがいいと、すっかりお気に入りの「コナ ブリューイング パブ」へまた行く。
19:00に地ビールパブに着くとやはり順番待ち、30分後、メニューを色々見て選んだププ2種の最も望みのマグロが売り切れというので他のププに変えたがミステイクだった。 かに身入りのタルタルソースの周りに三角のパンがずらっと並んでるもので、もう一つのププも三角のピザ風が5個もあり凄いボリュームにビックリ。 もう一度食べたいと決めてたピザがとても頼めないことになった。

 

      

 

5.11月4日 オアフ島への移動日、ハワイ島ラストの半日を味わう

今日は、14時にタクシーを予約済み、午後3時50分頃にはハワイアン航空でオアフ島に飛ぶ。

いつものレストランで朝食、ここは窓ガラスがなく、素通しなので、雀などの鳥が頻繁にすぐ目の前に飛んでくる。

昔、雛から雀を飼ってて、肩や手にのるほど馴れてたので、雀を見ると目を細めてしまう。

          

 


午前中の時間をどう有効に過ごすか、コナの街の散策は済んだし、買い物もTシャツ、帽子、水筒など買ってもういいので、

ハワイのさわやかな涼風と青い海を眺めることに・・・・。

へレオンバスはバニラの大木のバス停から、風光明媚なアイルドライブを進み、終点のシェラトン・ケアンホウ・リゾートでUターンする。 

のんびりと揺られながら海と樹や花そして風を眼と体で味わう。

      

      

 

ハワイ島の自然で心を癒して、今度はお腹を癒そうと、心残りのマグロのポキと自分史上一番おいしいピザを食べにコナ・ブリューイング・パブへ行く。 時間があるので、道路を隔てた向かいのキングカメハメハモールに寄ると、半分くらいの店が潰れてた。

パブはやはり混んでる、12:30 屋外の席に案内される、またマグロはなく。ピザはカナディアンベーコンの入ったMサイズを選ぶ、感激するほどぎっしりと具材が入って分厚いピザ。 ビールは濃厚、芳醇で微かなチョコレート風味のラバーマン エールを。 昼から、贅沢!

 

  

 

14:00 予約どおりタクシーが迎えに来て、コナ空港へ、33$。

航空券と別にバゲージ代が必要、@17$。 15:24 搭乗開始のはずが、ホノルルからの折り返し便が遅れて到着し、15:40にやっと搭乗開始。  15:49 離陸予定が16:04離陸。機は往きと同じボーイング717で女性パイロットだった。16: 34ホノルル着陸、10分後降り始める。

      

 

バゲージを受け取り、ホテルへのシャトルタクシー乗り場を探す、奥に進むと受付係がいて、帰国時の予約も併せてできた。

17:10 シャトルタクシーに荷物を載せる。他の乗客待ちの後、17:26 出発。

18:00頃、予約したホテル「Miramar At Waikiki」に着く。街中の便利なロケーションにある。       夜景はホテルの18階ベランダから。

       

 

 

 

    ★ 11月5日以降のオアフ島での記録は、  http://blog.goo.ne.jp/eijijazz/d/20121201 をクリック。