旅と山のPhoto紀行

逢いに行く旅・・・まだ見ぬ地へ、忘れ難き地へ、
その感動を写真とともに。

南米世界遺産旅<2>  リマよりパルパそしてナスカへの旅

2013年07月29日 | イベント

3.2013/06/15 ペルー首都 リマより、世界遺産のナスカの地へ向かう

07:58 リマのホテル発。

アラスカから続く パンアメリカンハイウェイに入る、 全長48,000kmとか、ナスカ目指し一路南へ。

9:00、リマから約1時間、島の形が鯨に似ているので くじらの島といわれる島を右に見、さらにパチャカマ神殿のあるあたりを過ぎる。

さらに30分ほど進むと眠ったライオン岩(レオン・ドルミード)のある海岸という名の海水浴場のそばを通過。

  

10:00、トイレ休憩で、日本人が経営するという土産物店に行く。 高い塀に囲まれており、警備員が大きな扉を開ける。

外からは中に店があるとは伺えない。 12:50 レストラン着。じゃがいもサラダ、牛肉とマッシュポテト、でっかいアイスをいただく。

14:00 レストラン LA TERRAZAを出て、しばらくは民家が続いたが、15:00を過ぎたあたりから人家は途絶え草木のない砂漠の丘陵に入る。

 

 不毛の砂漠地帯の山あいをひとしきり走っていくと、今度は灌漑が行われ緑が鮮やかに見える耕作地が見えてきた。

  

 

リマよりナスカへ。 √印がパルパ
 ※リマよりナスカへの ルート図。  図下部の √ 印の場所がパルパ。


12:50 パルパの地上絵近くの レストランに入り、昼食をとる。 じゃがいもサラダ、牛肉とマッシュポテト、でっかいアイス。14:00 終了

15:40 パルパの地上絵の展望ポイント着、  向こうの山の斜面に 人の形の絵があるといううのだが、逆光で凹凸がとても判りづらい。

ナスカの地上絵よりは 古いという、絵柄は、人間というより、宇宙人ぽく見える。

4人のシャーマンと言われ、ナスカの地上絵が描かれた約2000年前より古いパラカス時代のものとされる。

下の写真は、線が判別できるようコントラストを高めて、加工しています。 

 

部分拡大写真   ←部分拡大してみると。

 

16時過ぎ、 展望台をミラドールという、そのミラドールの高さ 20mの櫓に登り、ナスカの地上絵の一部、手と木の地上絵を見る。 

この高さからでは、低くて斜めに数百メートルの大きな地上絵を見ることになるので、きちんと形が判別できない。  下の右の写真が手、 向かって左から右に向かって2本の手が広がっている、なぜか指は4本。

ここナスカの地上絵が描かれたのが紀元前200年から紀元後800年のナスカ文化の時代に描かれたといわれる、、それから1939年に飛行機から発見されるまで千数百年間知られなかった。

wikipediaより・・・ナスカの地上絵は、このような盆地の暗赤褐色の岩を特定の場所だけ幅1m~2m、深さ20~30cm程度取り除き、深層の酸化していない明るい色の岩石を露出させることによって「描かれて」いる。規模によってはもっと広く深い「線」で構成されている。地上絵の線は最初に線の中心から外側へ暗赤褐色の岩、砂、砂利を積み上げる、それから線の中心部分に少し残った暗赤褐色の砂や砂利も取り除いて明瞭になるようにしたと推察される。

 

 

左の写真は、枝を大きく広げた木といわれている、この塔からでは低くて全容が良く分からない。明日のセスナからの眺めに期待しよう。
このミラドールの場所は 全長48,000kmのアラスカから延びるパン・アメリカン・ハイウェイ沿いにあるが、当時この地上絵が発見されておらず、トカゲの地上絵を横切るように道が建設されてしまった。

 

17:04 ナスカの町に入る。
17:20 元領主の大邸宅をリゾートホテルに改造したMajoro Hotel に着く。 103室に。広くて寛げる部屋、
荷物を置き、すぐ部屋の外に敷地内の散策に出る。

広い敷地の庭園内には、プールもあり、孔雀やアルパカのような動物が徘徊してる。 客室はたくさんあるようで、平屋建ての部屋がぐるりと中庭を囲むように回廊状になっている。

 

 

部屋の外の廊下をゆうゆうとうろついているのは、アルパカでなくビクーニャだそうだ。

19:00 すっかり暗くなった、中庭から満点の星と、その中でひときわ光る南十字星を眺めて、レストランに入る。料理はバイキング形式だった。

民族音楽の3人が来て、コンドルは飛んで行くなどインカ音楽を演奏してくれた。

 

 

 ※ この続きの旅メモ 「ナスカの地上絵を空中遊覧で楽しむ」 は⇒ ここをクリック。

 


南米世界遺産旅<3>  ナスカの地上絵を空中遊覧で楽しむ

2013年07月22日 | イベント

4.2013/06/16 世界遺産 ナスカの地上絵をセスナ機より眺める

06:30~ 朝食。 本来なら7:00 ホテル発の予定が天候が悪くてセスナ機飛行が様子見で飛んでいないと。 ここは天気で風も強くないんだが。

飛行場で待つよりこのリゾートホテルで待つほうがいいと 9:00出発予定に。

もう一度部屋に戻り荷物を置いて、広い敷地内を散歩。 アルパカがいる。その9時になってもまだ駄目と、ゆったりした客間のソファで待機。

  


やっと 11:00にホテルを出発することになった。

飛行場に着くと、昨日の午後からの搭乗予定者が終わってからということで、さらに待機。

僕らは1番機の7名のうちに決定し、フライト料金25ドルを払い、待機。

ようやく13:00 に搭乗ということで、副操縦士に案内されてセスナ機に向かう。

   、

 

地上絵のある地帯に来ると、副操縦士が右、サル、サルとか教えてくれるんだけど、

初めは大きく探して見つけられず むしろ反対側の窓を少し遠眼で見る方が何の絵か分かった。


丘の斜面に「宇宙飛行士」が

 クモ
 

オウム あるいは トンボ

 グンカンドリ
   

コンドルまたは海鳥
 
 さる
 
 
イヌ またはきつね
 

昨日展望塔から見た、左が木(藻)右は両手

 ナスカの町の上空に戻ってきた
 

 13:40、飛行場の管理棟に戻る。 本来ならリマへの帰路の途中、レストランで昼食だが、代わりに弁当が用意される。  

売店に行き、ナスカの地上絵をプリントしたTシャツと飾り皿を1ドル値下げした12ドルで購入。

16:10 にリマへ向け帰路をとる。  18:30 行きと同じ道路サービスショップでトイレ休憩。

21:16~38 行きと同じ日本人土産物屋でトイレ休憩、結構皆買い物する。

23:10 ようやくリマの同じホテルに戻れる。

すぐホテルのレストランで、遅い夕食、ほうれん草パイ チキンとご飯盛り、デザートはチョコレートパイ コーヒー

23:55 1203室へ 01:25 就寝

 

※ この続きの旅メモ 「リマから空路 古都クスコ、そしてマラス、ウルバンバへ」 は⇒ ここをクリック。

 

 


青森にて・・・ 津軽・十和田・下北へ

2013年05月29日 | イベント

・・・・・2013年5月下旬、お祝い事もあって、1週間弱の青森行きとなった。

1.伊丹よりJAL CRJ-200機にて青森へ、12:30頃着。

早速、今人気のお店といわれる「むつわん」で、海鮮丼800円を食す。

青森駅近のベイブリッジのたもとに最近できたワラッセ(ねぶた有料展示と売店)、A factory(売店とレストラン)に行く。 

 

  


2.岩木山と林檎の弘前へ

有名な弘前城の桜は通年より遅かったが、それでも1週間ほど前に終わったようだ。

この時期、津軽富士をバックに林檎の花の満開の風景を見れるかと思ったが、まだだった。

 

それでも一部、遅咲きの桜と早咲きの林檎の花をみることができた。

  


3.大鰐温泉から十和田へ

大鰐温泉にあるリゾートホテルに宿泊、翌早朝、隣の公園を散策、八重桜がまだがんばって咲いてた。

    

おいしい朝食をいただいた後、奥入瀬渓谷から十和田湖を廻って、青森市内に戻る行程を採った。

この奥入瀬の景勝ポイントの中でも、この阿修羅の流れが何度見ても My Best 1。

  

 

銚子大滝、雪解け水のためであろう水量が多く、水しぶきが爽やか。

    


十和田湖畔、休屋に着く。乙女の像まで15分ほど、湖畔を散策。    十和田湖のご神体と言われる十和田神社 青龍大権現の道標があった、青龍と聴けば行かなきゃと訪れてみた。

  


4. 本州最北端 大間崎へマグロを目当てに。

下北半島はまさかりの形をした大きい半島である。まさかりの刃先のTOPに当たるのが、マグロの一本釣りで有名な大間崎、

そしてまさかりの柄の上部にあたるのが尻屋崎。 

青森市から湾岸を舐めるようにドライブし、まさかりの柄の真ん中に当たる部分にある町、

一面の菜の花で全国的に知られた横浜町に途中寄り道をした。 しかし、ご多分にもれず菜の花の開花も遅れており、

開花のセレモニー「菜の花フェスティバル」も1週間延ばして昨日行ったそうだが、今、3分咲き。

 

 

そして、北緯41度33分 本州最北端の岬 「大間崎」に11:40に着く。

ちょうど観光バスが入ってきて、最北端の碑で記念写真を取り合いして、どこかの店に食事しに消えていった。 

我々も、青森市内からはるばる200キロ離れたここ大間に来た目的である鮪を食べることに。 赤身、中トロ、大トロ入りの「マクロだけ丼」2500円也を注文、さすがの味に舌鼓を打つ。

  

まさかりの上縁を海を左手に見ながらドライブ、 半島の西の突端、尻屋崎に14時半頃に着く。 

まず眼に入ったのが、120年経つという煉瓦造りの白い灯台と記念碑。 そして、昔は農耕馬だという寒立馬が放牧されている。 

先ほどの大間崎より、こちらの方が最果ての地という気がするのは、何故なのか。

  

写真を撮っていると、アナグマのような小動物が、我々が見ていても中々逃げる素振りなく、ぶらぶらしていて、

そのうち、住処なのか溝の中に引っ込んで、時々顔を覗かせる。 (参考:白神山地の生き物たち「ニホンアナグマ」)

 

 一路、青森市街に向け帰路に着いた、約220キロ、4時間半ほどの行程。

 

5. お祝い行事も青森県内ドライブ観光も無事終わり、空路、青森を離れる。

   観光開発がさらに進みつつある青森のベイエリア                       完。