日本の美の粋、桜花にありと・・・ 今年も桜の花を愛でる ミニ旅を・・・。
訪れた5カ所それぞれの花景色を眼に親しみ、心地よく春の花盛りに酔う。 日本って、いいなぁ。
1.4月7日 神戸 須磨浦公園の桜・・・ (この日の写真は、SONY NEX-6+カールツァイス17-70mm F4)
イタリアから戻った翌々日、満開情報を受けて、地元の桜名所「須磨浦公園」に出かけた。
2.4月13日 夜久野と樽見にて・・・・ (この日の写真は、CANON 5D マークⅡ+ED24-105mm F4)
昨年に引き続いて訪れた
ここ京都府緑化センターは兵庫県福知山市との県境にあり、
夜久野の紅枝垂桜で有名なスポット、駐車場からのんびりした田舎道を20分ほど歩いて行くのだが、
道沿いにも桜やはなみずき、こぶしなどの花が咲き、春の訪れを満喫できる。
近づいていくと、桜並木の向こうに見える山にも山桜が咲き、眼を楽しませてくれる。
大勢の花見客に交じり、枝垂桜のトンネルの下を奥へとそぞろ歩く。
何か、イベントをやっているようで音楽が鳴り響いている。
我々観光客を歓迎してくれてるとはいえ、ちょっと違和感のあるハワイアンダンスを横目で見ながら、手入れの行き届いた園内を回る。
ラッパ水仙の黄色や白と枝垂桜の紅色が眼に鮮やか。
ところで枝垂桜は、エドヒガンの変種で枝が枝垂れるものをいう、そう。
そして、移動して・・・ 樽見の大桜(たるみのおおざくら)樽見の大桜
樽見の大桜とは、兵庫県養父市大屋町樽見にある、エドヒガンの古木の一本桜である。「仙人の桜」の意味で別名「仙桜」とも呼ばれ、国定天然記念物に指定されている。 (wikipedia)
以前見た、日本三大桜の1つで、樹齢約2000年と言われる山梨の山高神代桜よりは1千年若いといっても、千歳、
なので、高さ13.8m、根周り8m、幹周6.3mの老体を支えてもらう介護状態。
昨年より開花の時期としては満開のタイミングなんだが、花つきは昨年より少し寂しいと感じた。 ・・・ 昨年のブログは ここをクリック http://blog.goo.ne.jp/eijijazz/e/00a771bf09e76256f65dd8e07a29145b
↑ 若い葉のさ緑と桜色のツートンカラーも清々しくて眼に優しい眺め。
↑ こちらは樹木の深い緑と桜色のコラボレーション。
3.4月14日 吉野の千本桜 を見に行く・・・・ (この日の写真、SONY NEX-6+カールツァイス17-70mm F4)
久しぶりの吉野の桜、昔の仲間と旅行社のバスツアーで出かけた。
こういう有名観光地へは道中もリラックスでき、駐車の心配もないツアーが一番。
発車すぐ焼酎とお湯が出てきた。のん兵衛5人の飲み会始まる。
少しの駐車場待ちの渋滞で、11時半に到着、4時間後の15時30分までがフリータイム。
上千本は、写真のとおり時期良く見事な満開であった。桜花爛漫とは。
そして、下の写真のとおり、中千本は花盛りを過ぎていた、でも青空のもとけなげに愛らしかった。
雲さそふ天あまつ春風かをるなり高間の山の花ざかりかも ・・・ 鴨長明 桜を詠む
4.4月15日 名残の桜を神戸森林植物園で・・・・ (この日の写真、SONY NEX-6+カールツァイス17-70mm F4)
今年のラスト桜、見納めの名残の桜を見んと・・、 山の上ならと、摩耶山近くにある「神戸森林植物園」を訪れた。
↑ 日本晴れの空のもと、緑の葉が交じり始めた桜がすがすがしい。
↑ 逆光に花びらが負けじと薄紅に輝く。
↑ そして、満開の桃の花が濃い紅色を誇示して、鮮やかさを見せつける。
↑ こちら、紫木蓮の花びらが、紫色の舌のような花びらで、青空にリズムを刻んでいる。
ここ神戸森林植物園では、華やかだった桜花に続けと、はなみすき、こぶし、モクレン、桃、つつじなど色んな花木が精一杯、春の光とさわやかな空気を吸って、咲き誇ろうとしていた。