恩師「長尾弘」先生御著書・御講演

愛しき我が子よ幸せに生きよ健やかに生きよ。
自らを浄め自らを高め自らの神我に目覚めよ。

恩師「長尾弘」先生御垂訓

2014-12-26 00:46:42 | 日記

        恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


           第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密


       心の教えを正しく行うと証がついて回る


不思議なユリの現象

安らかな気持ちで正しい法の中に生活していると、自然界さえもその証明を
見せてくれることがあります。
これは或る会場で起こった出来事で、その場にいたたくさんの人々も同時に
体験したことですが、だいぶ以前に大阪の柏原市という所でお話をさせて
もらった時のことです。
細長いかたい蕾のユリを何十本も生けていただいておりました。
ユリは頭が重いですから、茎が曲がって首を垂れたように四方へ開いた形に生けていただいていました。
「まあ、綺麗なユリを生けていただいたのですねえ」と、感動は思わず声になりました。

当時自宅には大きなウイスキーの空き瓶がおいてありました。
その瓶には「あなたさまの愛を恵まれない不幸な方々にどうぞ、
私も実践しております」と書いて貼ってあるのですが、そこに五円、十円、一円あるいは
千円と思い思いに皆さんが喜捨をしてくださいます。
空き瓶にいっぱいになると、福祉施設から身寄りのないお年寄りや赤ちゃんの
世話をしていただいている施設に寄付させてもらいます。
幸い大きな瓶二本が一杯になりましたので、
これを柏原市の福祉の方に使ってもらってくださいといって預けました。
そのことを例にあげながら、奉仕と愛の実践についてお話をさせていただきました。
神様は私たちに何をいちばん望んでいらっしゃるでしょう。

私たちよりもさらに恵まれない不幸な人々のために、愛の手をさしのべた時、
神は、「よくやってよくやってくれました。私はその思いでいっぱいであるが、
それを形に表すことができない。
私の思いをあなたはよく行ってくれました」と、神様はおおせられ、
お喜びになるにちがいありません。
そのように話しておりますと、何十本も生けてあったユリの、
それまでは細長くかたく閉じた蕾であった花が、いっせいに全部開いたのです。
曲がっていた茎も一度全部垂直に立ち上がりました。

みなさんがいっせいに驚きの声をあげました。
ただ一本だけ、さっきの状態を証明するかのように茎が曲がったままでした。
実際にすべての蕾が同時にパーッと開いたのです。
わたしの今のお話は間違っていない。
そんな確信を与えるように、植物も喜んで応えてくれたと思います。
二部屋向こうの鏡台の上に一輪ざしで生けてあったユリもいっしょに開きまいた。
大勢のみなさんが見ている目の前で起きた出来事です。


               ~ 感謝・合掌 ~