ダイハチ建築骨組み模型

木造建築の美しくて繊細な骨組みの状態を模型にしてみました。

小説 ニコニコ家族

2025-01-15 00:00:00 | インポート
在庫処分です。
もう契約が切れて在庫を抱えることになってしまい数年が経ちます。
段ボールいっぱいの単行本が邪魔になっています。



【題名】ニコニコ家族
【内容】仲のいい四人家族がいろいろなところに出かけてはたくさんの人に迷惑を掛けます。
しかし、その迷惑をかけていることに全く気付かない幸せなニコニコ家族の物語。

動画サイト
ニコニコ家族ドライブ編 第一話
*音が出るのでご注意ください。

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ダイハチ書店
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昔話⑤  試験

2025-01-08 06:19:14 | 日記
試験です。
その日は少し雪がチラついていました。
準備は整っています。
最初は図面を書くところから始まります。
小さな部屋で10数名が座り込んで準備します。
あっ!しまった!!紙を押さえるテープを忘れていた。
整ってねえじゃん。
紙が勝手に丸まってしまいシッカリ書けない。
困っていると隣の人がテープをくれました。
「ありがとうございます」そう言って直に固定。
テープを返して再びお礼。
付いている!この流れで乗り切ってやる。
「それでは始めてください」
一斉にスタートです。
1時間で書きあがり提出して確認してもらいます。
OKを貰い図面をもって作業場に移動。
既に3人ほど作業をしていました。
木造り→墨付け→刻み→組み立てになります。
【木造り】
材料は1ミリ大きくなっているので削って大きさをそろえます。
「シューーーーー」マイペースに削っていると隣の人が遅れて入ってきました。
その人が材料を削り台の上に置くと凄い勢いで「シュー、シュー、シュー、シュー」
えっ!そこまでやらないと間に合わない?
私も「シュー、シュー、シュー、シュー」
寒い中Tシャツ一枚になってやりました。もう乱されています。
~お昼休憩~
【墨付け】
触れ垂木の小口を図面の小口にあてがい墨をします。
その墨に合わせて削っていきます。
【刻み】ほぞ穴を掘るのに必要なキリを現場監督(高橋)さんが借してくれました。
使っている間ずっと高橋さんの顔を思い出していました。
緊張感の中、『ほっこり』した時間帯でした。もっと掘るものがあればよかったのに。
【組み立て】
出来た部材を組み立てます。固定する釘は打ち込まずに浮かしておきます。
後で検査員が釘を抜いて部材を検査するためです。
制限時間15分前で終わりました。
出来た作品は別室に持っていかれます。
時間を過ぎると減点されていきます。
帰りの車から検査員らしき2人がノートを持ちながら検査しているのが見えました。
作品は5点程並んでいたと思います。
後は全員減点対象者ですね〜。
後日、合格通知が来ました。

資格証の顔は30代で「今と全然違う」と子供が言うから載せてみました。

同じような資格証で40代の顔がありました。
今と少し似てるのでサングラスを付けます。
この頃はまだハゲると思っていませんでした。
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昔話④ 絶対モノにして帰る。

2024-12-24 06:27:57 | 日記
持参した部材を組み立ててみます。
振れ垂木は図面を頼りに加工してきました。
見本の振れ垂木と合わせてみても違いはなさそうです。
不安な箇所は講師の人に聞こうとも思ったが嫌な顔されるのはもう見たくない。
だから振れ垂木は細部にわたるまで確認して覚えました。
他に隅木の細かい切り欠きや寸法を確認するともうやることが有りません。
しばらくすると二人ほど図面が出来たみたいで見せに行っていましたが合格に至りません。
この一週間何やってたんでしょう。
初日から道具箱を持ってきていた人どこですかー。
バカにされた人が今みんなを見下していますよー。
研修が終わるまであと一時間です。
適当に時間をつぶしていたら二人が笑顔で声をかけてきました。
「うまいこと組みましたね」
何だ!図面は?書けよ。図面。
私も蚊帳の外みたいな扱いを受けていたので話しかけられたことにちょっと嬉しくなってしまいました。
「何とか形にまでした程度ですよ」
少し談笑してる間に5・6人に囲まれていました。
図面は?書けよ。先ずは図面だろ。このステージにお前らは来れねーんだよ。
時間も残り30分になったので、壁に張り出されている接合部の図面を確認しに移動します。
隅木と横架材の取り合わせ図・梁同士の仕口・ホゾの寸法・よく分からない図面など6枚ほどあります。
とりあえず全部携帯で写真を撮ることにしました。
帰ってからゆっくり確認です。
気が付くと私の後ろに大勢の人たちが集まって来ていた。
私が撮り終わるとみんな図面の写真を撮り始めてガヤガヤしています。
真似すな。お前たちの判断で研修をモノにしろ。
全て計画通り。後は試験のみ。早く帰ってうまい酒を飲む!
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昔話③ ごぼう抜き

2024-12-19 06:03:15 | 日記
さぁ、二度目の研修です。
ワクワクが止まりません。
今回は講師一人と建築会館の窓口の女性一人だけでした。
私の腕を掴んだ老人と横顔が自慢の老人は居ませんでした。
というより、もう顔なんか覚えていないです。
さぁ開始です。
二時間ぐらいで書きあがりましたが少し確認しながら様子見です。
誰か一人が書きあがったようで図面を見せに行きました。
何やら話をしていましたが合格には至らず修正するようです。
時計はもうじき昼休みになります。
「まぁ、大丈夫だろ」
書きあがった図面をもって見せに行きました。
「うん。いいね。じゃあ次に振れ垂木を」
ハイ。皆さんさようならー。
私は現場にあった要らない材料を加工して持参していました。
隅木・屋根垂木・振れ垂木・鼻隠し・広小舞等。
車から材料を持ち込むとみんなの邪魔にならない隅っこの方に場所を移しました。
お昼休憩です。
今回は余裕なので車でおにぎりを食べてます。
どうせ午後から振れ垂木の作業だから分かるものは全て作っておけばゴミも出ないし時間を無駄にすることもない。
見本の触れ垂木を使って確認程度にしておけば十分だ。
私はテーブルの上に置いてある見本の隅木と振れ垂木をお願いして使わせてもらうことにします。
他の参加者もいるから振れ垂木の取り合いになるかも知れないので自由に使えないこともあると考えていたからここまで準備する必要がありました。
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昔話② 揺さぶり

2024-12-09 06:44:04 | 日記
製図にはいろいろな個所に直角三角形と長さが書き込まれていて、電卓で計算している人がたくさんいました。
よく見ると製図の右上に三角形二つ(規矩術)が書いてあります。
(なるほど。この変な垂木【振れ垂木】を加工するための図面か。)だんだん分かってきました。
昼になると1時間休憩です。皆各々外に食べに行きました。
私は一人残って図面を見ながら持参したおにぎりをほおばります。
人がまばらになる頃、隣の大工さんが講師の一人に「寸法が計算しても合わないです」と言っていました。小口の角度に直角三角形があり寸法が書いてありました。√で求めるヤツですね。どうやら製図の間違いのようです。
あれぇ?図面って加工のための物。材料に図面の寸法を書き込んで施工するつもり?
ちょと揺さぶってみました。
「先生。ここの角度ですがこれ(規矩術)のどこの寸法か分からないのですが?」
すると講師が不機嫌そうに返事もせず持っていた小さな指金で寸法を測ると図面に当てがいました。私に対して正面を向くことも無く横顔のまま黙り。
この講師の対応で空気が重くなってしまい気まずくて黙っていられなかった私は「あー、そうかぁ」と発した。
すると隣の大工さんが「えっ。その三角形ってそのためにあるの」
はぁ?なんじゃそりゃ。電卓で寸法出すの?規矩術でしょ。指金ありきだよ。
こんな連中と競うの?みんなの前でバカにされ虐げられて。何が組合だ。組合なんてのがすべてじゃねーんだ。なめんな。組合員じゃない新参者が講師もろともバカにしてやる。全員ごぼう抜きじゃ!こんな指導の仕方で職人が育つか。大工をなめるな。私はなめられてますけど・・・。
結局図面は誰も書きあがらないまま終わってしまいました。次の研修は一週間後です。書けた人から振れ垂木の加工です。
私は次の日から現場でボードの裏に図面を書く日々が続きました。メモ帳にも書いて練習しました。理屈が分かっていれば大きさは関係ありません。
当時、携帯は有りましたがネットで調れるほどほど普及していませんでした。調べ物は図書館と決まっていましたが行ってる暇が有りません。
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昔話① イジメ

2024-12-02 05:35:05 | 日記
最近、歳のせいか昔のことをよく思い出します。
末っ子が賞状を見て聞いてきたのもあって、ちょっと書いてみます。
長くなりそうなのでいくつかに分けて投稿します。

まだ30代の頃、建築に躍起になっていた時の話です。
私は独立して数年経ったころ、大工技能士(一級・二級)の資格があることを知りました。
建築会館の窓口で申し込み(一級)をして、とりあえずどんな試験なのか受けてみようって感じでした。
数日経って通知が来ました。研修日の案内です。会場は小さな体育館みたいなところでした。
「へー。こういうのが来るんだ。親切だなぁ」
筆記用具など記載されたものを持参して、ワクワクしながら参加しました。
当日、入口の受付で組合員と非組合員とで支払う金額が違っていました。
(組合員って何のこと?俺だけちょっと高いじゃん)
そんなことを思いながら中に入ると五十人ぐらい居てみんな親しげに話しています。
グループで参加してるのか?何かの組合があるんだな。
後から分かったんですが、大工の組合が有って技能士を取るためのノウハウを指導してくれるようです。
講師たちとも談笑していて緊張感もありません。
しばらくして一人の講師の合図でその場に座り込みます。
ニ枚の大きい紙を渡されました。白紙と図面が書いてあるものです。
「それではその紙に製図を複写してください」
みんなそれぞれ書き始めました。
私も言われた通り書けばいいのだと思い理屈も分からずにそれっぽく書いていると、「なんだこれは?」と何人かいる講師の中の一人に言われました。
ちょっと来なさいと腕を掴まれ、まだ20代前後の若い子のところに連れていかれ「図面とはこういう風に書くもんです」と言われました。その子のそばには大きくて綺麗な道具箱(桐だったかな)が有り彫刻が施されていました。
いかにも仕事できますと言わんばかりの出で立ちです。しっかりした名のある会社に勤務してるんだろうなって感じ。
方や私は一人親方で田舎者。品格もない。
何で大勢の前で恥をかかす必要がある?講師って人格も認められて然り。組合に入ってないからってイジメ?なめてんのか。
こんな私でもバカにされているのが分かりました。
(今日初めて見たんだけど!)思っても口に出しません。
何とか平常心を保ちつつ製図に向き合いました。
誰かが講師と喋ってたりして「やっぱり君は頭がいいね~」なんて聞こえてきます。
楽しいそうです。

探したら出てきました。もう古いので良く見えません。
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刑事告訴㊸ 捜査一課

2024-11-24 06:40:21 | 日記
県民相談センターから電話が有りました。
県警本部の捜査一課に電話するよう言われました。
えっ!捜査一課!!今泉君に合えるんじゃねぇ?(笑)
ニ回取次が有って捜査一課の刑事さんが対応してくれました。
本部では告訴状の取り扱いはしていないみたいで事の状況を報告する程度になります。
初回に報告した内容はすでに署の方へ一報しているようです。心強い。
なので今回は少し詳しく説明することになります。
話が終わり電話を切った後、数分でまた電話がかかってきました。
「告訴状の件は伝えましたので一度署の方に行ってみてください」
カッコいいー。誠意を感じる。
この前の弁護士と大違い。相手を馬鹿にするような態度ではありませんでした。
あの弁護士の名前ぐらい控えておけばよかった。
現場から作業服で行ったのがいけなかったのか?今度行くときはモーニングコードで行ってやる。
行政不服審査法では市が窓口ではありませんでした。
審査請求の審査庁は公安委員会か知事になるようです。
警察署の対応が変わらないようなら公安委員会か知事に審査請求すれば良いってことですね。
これで刑事さんの逃げ道は無くなりました。
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誕生日

2024-11-18 06:56:04 | 日記
ちょっと前に誕生日が有りました。



末っ子が絵を描いてくれました。
色を塗ってくれって言ったら「無理」って。
担任の先生がうさぎを折ってくれたそうです。



一年以上前に似たような絵を書いていたので探しました。
絵が得意な長男、カービィが好きな次男、パジャマがピカチュウの長女、やさしさ一番の次女のニコニコ家族。

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刑事告訴㊷ 弁護士

2024-11-14 05:44:59 | 日記
とりあえず弁護士会○○支部会館に予約を取って行ってみました。
30代半ばの先生が対応してくださいました。
始まって3分で否定されました。
弁護士「それは考えるところではなく、そういうものではないんです」
私「刑法に書いてあるんですよ」
弁護士「刑法なら知ってます」
たいどわる~。
弁護士「虚偽告訴罪になることもあるんですよ。2通しか来てないのに危険犯とは言えない」
私「8秒で2通って。今も続いてるって言いましたよ」
ダメだ。やる気がないんだ。
弁護士「残念ですがお役に立てないです」
終始携帯を触り続けていました。
帰る時に挨拶を交わしていても携帯をガン見!
最後にドアを閉めるときに軽く会釈もしましたがこちらを見ることも無く「はい。どーもー」
悔しい。バカにされてるのかな。数か月前に弁護士に電話で聞いたとき「危険犯でも告訴できますよ」って教えてもらったのに。
もう諦めようかなぁ。
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刑事訴訟㊶ 警察署(六回目)

2024-11-11 05:46:18 | 日記
書き直して行きました。
今日はなんだかバタバタしてます。緊張感がすごい。
「う~ん。何度来ても同じですが・・・」
適当です。読んでくれてないのが分かります。
「業務妨害の実害がないと」
業務妨害を危険犯に書き換えたのに。
「はい。じゃあいいです」
初めから長居する気はなかったです。このまま裁判所へ。
裁判所で国を訴えるための民事訴訟を相談すると
上長「いくら請求しますか?」
私「いくら?損害は無いです。書類を受け取らないのは法律違反だとしての訴えです」
上長「民事裁判は損害を解決する手続きで、そのような趣旨では申し立ては出来ません。」
私「仕事休んで来てるので日当分と駐車代は欲しいですが、損害のレベルでもないし、訴えたいことが違う」
窓口で話すこと10分。
その内容だと警察本部に説明して受理させるか、不服申し立ての様な窓口を探すしかないのかなぁ。
他に弁護士に相談し・・・。(もういいです)
公安委員会に電話すると県民相談センターに回されて連絡待ちになります。
行政不服審査法が見つかりました。総務省に電話です。
担当者「告訴状に関しては刑事なので行政不服審査法では適用外かもしれません」
私「刑事じゃない。書類を受理するかしないかの話なので刑事事件の話じゃないんです」
この担当者が面白くて「はい。それじゃ。よろしくお願いします。どうもー」
一方的に切られました。
とりあえず弁護士会に電話。予約を取りました。
あとは市役所で行政不服審査を検索。メールで相談。
有意義な?一日でした。
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