
子どもの頃から楽しんだ笑点。
その笑点の大事なお人、歌丸師匠の昨日の訃報に、寂しさがこみ上げました。
歌丸師匠の落語は、語り口がなんとも優しくてりりしくて大好きでした。
そう言えば、弟が生まれる時、私は母の実家で過ごしました。何もないけど自然の中で、豊かな時間でした。
お昼間はいとこたちと沢山遊びました。夜は祖父と祖母の傍で、いとこ&私は、四人でラジオを聴きながら床につくというのどかな生活をふと思い出しました。
何度か落語も流れていました。
わからないなりに聴いていた人情話。穏やかな時間。
戦争を体験した祖父母にとっても、平和を実感しつつ
日々の疲れを癒してくれたひとときだったのではと、幼い頃を思いだします。
ラジオやテレビをとおしてではありますが、今思うと豊かで懐かしい時間に、あらためて感謝です。
日本の文化、落語のために精進してくださった歌丸師匠のご冥福を心からお祈り申し上げます。
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