駅旅写真家・コシノブユキの駅旅日記

幌延町の心意気

また、1日ぶりの更新になってしまいました。昨日は栃木YPCの例会で講評があって、帰ってきたところで疲れ切ってしまい寝てしまいました。
そんな調子で、まだまだ、やらねばならない仕事が進んでいない状態。今日こそは集中して原稿書きです。

今日も...宗谷本線の駅旅の続き..
歌内の次の問寒別駅の周辺は、住宅もそこそこあり、駅舎もダルマ駅舎ながら、外壁はリニューアルされていて、しかも、利用客もいそうな雰囲気でした。
ちなみに、調べてみると幌延町では町の中心部を除くと第2の集落なんだとか。そう聞くと、これで第2...といった感は否めませんが、町の人口が2400人程度では、あり得なくもないのでしょう...。
それもそのはず。極めつけはその次の糠南駅にありました。

駅の回りに本当に何もない。あるのは北海道大学天塩研究林だけ。林ですから、建物らしきも倉庫的なものだけ。遠くに見える人家は、門寒別駅の近くの橋を渡った川の対岸にある。駅前の道路をさらに先に行っても行き止まり。ということは、当然通常は誰も利用しない。最近俗に言う「秘境駅」中の「秘境駅」というわけです。

廃止されて当然のこの糠南駅。そこに目を付けたのは地元の幌延町。なんと「秘境駅」を逆手に取ってある戦略をはじめたのです。それが、ホームにある物置をキャラにした「ぬかにゃん」戦略。(その幌延町のホームページ・・・がこちら)
しかも、こともあろうかその物置メーカーであるヨドコウ(株式会社淀川製刻梶jはそれを広報誌に掲載するというフィーバーぶりなのです。なんでもLINEスタンプにもなるとか...。
何とも心温まるお話しです。

ここまでくると、こういう町にこそふるさと納税はしてあげるべきなのかと思えてきます。


幌延町第二の集落にある問寒別(といかんべつ)駅。田舎の町外れにある駅といった雰囲気が感じられる駅でした。赤いャXトが目を引きます!


秘境駅キャラクターの「よどにゃん」のモチーフとなった物置が置かれた糠南駅。周囲には雪原だけが広がっています。
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