駅旅写真家・コシノブユキの駅旅日記

カーブしている駅は

今日は、京阪線の旅の続き。3743駅の光善寺駅です。近くには蹉跎神社という菅原道真を祀った神社があります。

それはさておき、この駅はホームがカーブしています。鉄道はカーブしている部分で、走行時の遠心力を吸収するため「カント」と呼ばれる傾斜を設けています。光善寺駅は、特急などが通過する駅なので、そのカントがあるわけです。逆に言うと、停車している列車は車体が傾く(関東では京浜急行にある能見台駅なんかはかなりの傾斜がありますね...)わけです。ちなみに、京阪でも採用されている軌道幅が標準軌であるため、高速走行が可能になるのです。だからこその傾斜とも言えます。(ダイヤ改正でまた速くなったみたいです...でも、その分安全には気を配っているようですよ...)
このカントがあることで、実は鉄道はかっこよく見えるのです!車体も全体が見通しやすいので、撮影にはもってこい!

ですが、この駅周辺では連続立体交差化事業(長い区間を高架(場合によっては地下化)にする事業)が検討されているようです。開かずの踏切を解消するには致し方ないのでしょうが、地上レベルから鉄道が離れてしまうとなんだか味気ないものになるので、ちょっと寂しく思うわけです。

だいぶ話がそれてしまいましたが、カーブを通過する列車を眺めながら、そんな感慨に耽ってしまいました。

特に目立った特徴はない光善寺駅前ですが、地上にあることで、身近で親しみやすさがあるのかな...


カントのあるカーブを勢いよく通過していった京阪線の6000系急行列車。
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