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魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV

2010-05-08 23:32:08 | 本・ゲーム
むしむしさんでー\(´・ω・`)/

最近、蒸し暑い日が続いてますね。いつの間にやら夏が近づいてきてるのか…

そんな中、講談社ノベルス「魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV」読み読み。
電撃で出た「魔界探偵 冥王星O ウォーキングのW」の後続のお話ですね。

Wの方も読んだけど、あっちは、ストーリーとしては構成とか書き方は上手いなぁとは思ったけど、最後以外はどうもぱっとしない印象だった。

ネタバレしちゃうけど、話は少年と冥王星Oの2つの視点から交互に書かれています。
が、2人の話が同時間軸上で進んでると思ったら、実は少年の方は「冥王星Oの少年時代のこと」を話していたのです。(冥王星Oには幼少期の記憶がなかった)
これを最後の方で知るわけだけど、上手いと思ったのは、そこに至るまでが同時間軸上で進められていると読者に思わせる文章のこと。
なので、構成に重きを置いてる分、内容自体はさほど、個人的には「ふつー」な感じがしてぱっとしない、と思ったのです。

でも最後に「Vに続く」的なことが書いてあったので、ヴァイオリンのVの方も買って読んでみたわけだけど…

や、個人的にはこっちの方が断然面白いwww
のっけから一気に引き込まれましたね。
内容としては、少女の身体で作られたヴァイオリン、「人体楽器」というものをめぐる話。
そのまんまの意味で受け取るなら、人体で作ったヴァイオリンなんてグロいだけなんだけど、そこはこの著者の人の腕の見せ所か、背徳的かつ、どこか神秘的に描いてるもんだから、あまりグロく感じなかったのよね。
まぁ、もっと露骨にグロいやつが出てきたせいかもしれないけど。
とにかく、電車の中で読み、歩きながら読み、うち着いても読みで、最後のほうは一気にいきますた。

やぁ、これはいよいよ6月、8月に発売されるやつも読まないといけなくなってきたゾ…

一応、Wを読んでなくてもVを読む分には問題ないので、気になる人はそっちは読んでみるといいかも。
おもしろうございました。

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